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たった一つ欲しいといいながら すべて腕で囲って
何にも要らないと叫びながら 手のひらに握りしめていた

こんなこと言うと笑われるんだろうか
抱きしめながら壊して笑いながら泣いて吐いた
毎日が ....
カラのなかに割り込んで 食い尽くした
まだ残る冷たさを感じた空洞で
考える 思い

あなたがいないといきていけないよ
あなたがいるといきていけないよ

たった一つはもういらないから

 ....
 秒針の先に私を刺す続きがあるのだとしたら
 それは過ぎた日々を小さく刻む道
 巻き戻すことをしない音と共に
 切り落とされた足は熱をもって痛みと歩く
痛みを知ることがなかったら
この愛おしさに気付くこともなかった。

ありがとう
私を好きになってくれて
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タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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マイマイカブリ- 湖月自由詩209-3-16
針の音- 湖月自由詩409-2-20
いとしい- 湖月自由詩308-6-13

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