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永遠のひび割れていく音がして
半球は淵から欠けていく
美しいひとに抱きしめられ
全身でぬくもりを感じるまでは
生きていようと心に決めた
あの冬の寒い日
凍結した死の決意は
恋をしたと ....
草木も眠る丑三つ時には
言の葉寺の鐘も鳴らない
小粒の雨が纏わりついて
糸を引いている女の
肩から背中から人形を
操る天空の指のような
月の傾き、梟の
抑え気味に笑う声とか
つがい ....
小さいながら我が家の庭には
大きな松の木が植えられていた
初夏の頃には松ぼっくりをつけるその木は
祖父によるとヒマラヤスギという種類だそうで
松ぼっくりのできる杉ということが
当時の私にはと ....
BOOKENDさんの木屋 亞万さんおすすめリスト
(3)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
涕涙温溶
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木屋 亞 ...
自由詩
6*
09-9-21
詩も寝た頃に
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木屋 亞 ...
自由詩
3+*
09-4-18
六角の箱庭
-
木屋 亞 ...
自由詩
5*
09-1-9
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