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きみが
あまりにもきみでいたがるのは
そのうつくしいこえに
みいられたからなのだろう

わたしもまた
おんなじように
そのこえにみいられているものだから

きっとわたした　.... 勝手に逃げたひとのせいで
今日も電車は来ない

向こう側のホームから
数日前に死んだであろう
女の嬌声が響く

もうすぐここも
ひとで溢れ返りそうだ

後ろのベンチからは
少女の　.... ・夜中の話


機械音に身を捩じらせて
母が咳を漏らす

その光景に
何か言葉をかけそうになる私が
ひょこりと顔を出した

しかし
少しだけ、しか浮かばない謝罪な　.... 潮の香りがする





ふつり、と
食い込む仕草を

男だという



それに合わせ
ざらついた表面が騒ぎ

私は
頬を赤くする



その一連　....

BOOKENDさんの山中 烏流さんおすすめリスト（4）
タイトル	投稿者	カテゴリ	Point	日付
変声期	- 山中 烏� ...	自由詩	6*	09-6-5
さよならシティ	- 山中 烏� ...	自由詩	6*	09-3-26
微笑	- 山中 烏� ...	自由詩	7*	09-3-22
うみ	- 山中 烏� ...	自由詩	8*	08-10-12

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