すべてのおすすめ
春になれば
全てがやさしく物音をたてる
物音は
ところどころにできた透き間を埋める

わたしは幾度となく
春の傾斜に耳を傾けてきた
わたしの骨は
せせらぎで作られている

ころがり ....
ある日どういうわけか引力が真横になって
ぼくは壁に頬を擦りながら世の中の右側で暮らしはじめた

世の中の右側はページを捲る神経が発達していたので
それに重力がかかるのは不便であったけれどわくわ ....
BOOKENDさんのtonpekepさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
屈葬のソネット- tonpekep自由詩8*05-3-28
プレゼンテーション- tonpekep自由詩3*05-3-15

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する