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{引用=
赤くて甘い熟れた先端よりも白くて硬くてすっぱいお尻を
齧ったときのほうがずっと春に近づけるんだってさ。
朝から晩までへたのまわりに齧りついたのに、今日の天気は雪です。
舌がただれて痛 ....
{引用=銀色の月を砕いた細雪
虚飾の街にも、しんしんと
上野発カシオペアはふるさとゆき
すれちがう旅人のなつかしいアクセント
耳の奥では遠い遠い子守唄
かあさんの声、 ....
{引用=浴槽に額を沈める。
水深650mmで
月へと遡上する魚の群れは
尾びれに三日月を宿して
銀の腹は空っぽのまま
ドライアイの魚達が
す ....
+
花が散るころにわたしは女でした。女になってしまい、
鉄鉢の中の百枚の花びらが
蝶のように羽ばたき、遠ざかるのを眺めた
+
花びらのひとひらを虫ピンで留め ....
{引用=off
部屋の明かりを消しても
真っ暗にはならないんだね。
夜たちからは、もうとっくに
ほんとうの夜なんて
消え去ってしまったみたい。
街灯の光がカーテンを透かし
....
{引用=眠れよい子よ
月がほしいと泣く君よ
闇夜の空に手を伸ばし
きつくきつく握っても
月はその手をすり抜けて
君の心を絞めつける。
ほしいほしいと泣けば泣くほど
月は君を支配して
....
{引用=うずくまる。
からだの表面積をちいさくして
世の中の37%を遮断する。
わたしのまるいふくらみと
わたしのしろいふとももをくっつけて
ひとつ。にすると
やわらかな鼓動を感じ ....
「見て、B-29よ。」
一九四五年のある夏の日、
私の頭上にあるのは夢でも希望でもなく
死神の翼でした。
終戦間近、戦火を免れ長閑さの残る片田舎の少女だった私に
戦闘機の名前など区別 ....
フミタケさんの夏嶋 真子さんおすすめリスト
(8)
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((いちご)のつぶつぶ。)革命
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夏嶋 真 ...
自由詩
30*
10-2-2
Sonnet_菜の花
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夏嶋 真 ...
携帯写真+ ...
23*
10-1-27
感覚
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夏嶋 真 ...
携帯写真+ ...
10*
10-1-14
連詩「四季」_竹中えん_夏嶋真子
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夏嶋 真 ...
自由詩
28
09-12-26
off
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夏嶋 真 ...
自由詩
30
09-11-2
月の子守唄
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夏嶋 真 ...
自由詩
22*
09-10-17
うずく、まる。
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夏嶋 真 ...
自由詩
49
09-9-17
「B-29は頭上を通り過ぎていきました。」〜祖母の記憶
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夏嶋 真 ...
自由詩
31*
09-7-26
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