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[女子高生]と云う
必然的なブランドを持っている わたしは
勉強 部活 テスト 友達
いろんなオマケに追われながら
毎日を貪るように 喰らい
生きているような気がする
虚 ....
蒼と紅が溶け合う黄昏
澱んだため池と 汚れたアスファルトを割く
目に痛いくらいの白いレールに
咲いていた
薄黒い緑手を緩やかに伸ばして
《寂しいんだ》
絡みつく
そっと触れれば
震えるよう ....
一日目
友達の為に泣いた
二日目
自分の為に泣いた
三日目
両親の為に泣いた
四日目
兄弟姉妹の為に泣いた
五日目
貴方の為に泣いた
六日目
野良猫の為に泣い ....
貴方なんて嫌い
嫌い
嫌い
嫌い
何度言っても 言い足りない
そう
こんな風に
本当に『嫌い』になれれば
こんな独りよがりな苦しみ
知らなくて済んだの ....
気づいてる?
貴方は気づいてる?
{引用=こんなに月が綺麗だと
空の下 ワルツを踊りたくなるね}
悪戯っぽい笑顔を浮かべてる
貴方は気づいてるの?
夜の中歩く今も
つなが ....
空を溶かしたような
この海が
わたしの心の奥の奥を
綺麗に洗ってくれた気がしました
空と海が重なる此処なら
泣いても
全て飲み込んでくれそうで
心の雨もどしゃ降りに
降らせてみれば
....
気づいたときには
あたしの体は
小さい傷で溢れかえっていた
顔のかさぶた
剥けた唇
腕の切り傷
胸元のできもの
指先の逆剥け
へその横の湿疹
太もものかぶれ
膝の擦り傷
ふく ....
君は太陽なんだ
煌々輝いて
世界を光に染めて
命を育んでくれる
僕は影だ
黒々と形を作り
何も見えないように
形だけの存在
君は眩むくらい輝いていて
僕は其の分
色濃く形を残すから
君 ....
独りぼっちの部屋
冷たくなった指先は
よく動かない
ふと
甘い空気が欲しくなって
厭に重いカーテンをひくと
氷の窓ガラスに映る
真っ白な光
蛍光灯か
向かいの街灯か
はたま ....
空を見上げた。
光があった。
月の瞳だ。
わたしを見つめ
世界を見つめ
全てを見つめる
月の瞳だ。
綺麗だ。
綺麗だ。
今日は昔の友人に
電話してみようか。
冬へと向かう足音は
あまりにも
確かで
冷たい冬の
【心臓】
を
手のひらの上に
浮かべてみた
それは明るく輝いていながら
とても凛とした
冷たさを持っていて
裸足の指先が凍 ....
涙を空に溶かしたら
こんな色に
なる気がするんだ
切ないけどさ
綺麗だね
終わらない数字の羅列
命令口調の問題文
かりかりと蝕む集中力
チクタクと刻むカウントダウン
眠らぬ月
止まることのない空
積み上げられる想い
流れ続ける歌
シャーペン片手に
頭を占め ....
体に力入らんくて
しんどうて
きつうて
エネルギーバッテリー
足りんくて
とりあえず
無糖のサイダー持って
外の空気浴びながら
泣きながら
太陽と乾杯した
これを歩いてけば
あなたの住む
あの町に
行けるかな?
無理だよ
って 笑うけどさ
会いたいんよ
ものすごく
....
闇の中に棲んでいた
私にとって
貴方は
唯一見ることの出来る
光だった
死ぬことが幸福
そう信じてた私
生きることは痛み
そう思ってた私
....
あなたからの連絡がなくて
あと五分後には
来るかも
なんて
あと一時間後には
来るかも
なんて
繰り返し思って
ケータイ握りしめ ....
透き通った青い舞台
夕焼けの彼女は
赤いフリルをはためかせ
沈みながら
踊る
七色の光の粒子は
彼女が踊り子だというシルシ
彼女が自分の身体を
崩しながら
踊り狂うその姿は
まる ....