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大きな右腕のはさみを振り上げながら
あちこちで何かを話し合っている
静かな潮騒になら負けないくらい
その小さな声は辺り一面に満ちている

プチプチと話すのは毎日の事
今日はいい天気ですね
 ....
すべてはこのバスの中で完結している
ふとそんな言葉が頭を横切る
雨はもうじきあがるだろう
そうして所在無さげに
手すりの傘だけが残るのだろう

老人は窓と小説を交互に眺める
後ろのどこか ....
赤ちゃんの握りこぶしには
沢山の希望が詰まっていて
それを逃がさない様に必死に掴んでいる

あのね、僕はそう思うんだ
僕らは生まれてきて
自分で生きる事を選んだんだよ
だから自分で死ぬ事 ....
口紅口紅口紅口紅口
紅口紅口紅口紅口紅
口紅口紅口紅口紅口
紅口紅口紅口紅口紅
口紅口紅口紅口紅口
紅口紅口紅口紅口紅
口紅口紅口紅口紅口
紅口紅口紅口紅口紅
口紅口紅口紅口紅口
紅 ....
「春待ちワルツ」



学校を遅刻した日みたいに小さな開放感(バカンス)
ほわほわの光と人気のない道
ワルツのリズムで足を出すのさ
てくてく歩こう寄り道しながら

いち にっ さん
 ....
なにも出来ない事をしっている
だから少し
悲しいのだ
そこに居ない自分
そこに伝わらない言葉
私の中で膨らみ始めた小さな声は
ほらすぐ
そのままで消えてしまった
小さな泡の様に渦巻きな ....
雨ふりさわさわ風の音
赤青黄色の傘揺れて
薄らぼんやりちぎり絵の
様な世界に変わります

から風びうびう冬の音
しぽしぽカポカポストオブに
魔法のヤカンがふき出して
あたしを夢へと誘い ....
フミタケさんのプル式さんおすすめリスト(7)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
シオマネキ(未詩・独白)- プル式自由詩5*10-6-24
「雨から延びる曲線」- プル式自由詩16*09-5-8
力のかぎりを振り絞って生きている事を知る- プル式自由詩7*09-4-10
文字。- プル式自由詩3*09-3-9
詩人の話、他- プル式自由詩709-3-8
僕らの。- プル式自由詩9*09-2-17
冬虫唱歌- プル式自由詩309-1-22

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