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私は意識を吹き替えす
まだ夜は明けない
執拗に響く
まほうのことば
おおきなあなたを
ねかしつけて
なみだをふいた
あの日がまた
近付く
ゆるゆると
まさに
あなたのやさしさを
あらわしていました
しんとはれた
そらへ
ゆっくりと
とおざかり
わらっていました
新しいひと
きれいな声
その顔だけ
忘れないで
なみだの鎖
治療、放棄
手にしたい
まぼろし、
闇を着せる
どうして、
わたし
おわらない
深い息を繰り返せば
みるみるうちに
あなたへと
浸透してゆく
震える場所
昨日よりも
支配したい
こうして
わたしだけが
秘密を増やす
はやくうめてしまえばよかったの?
わたしにはできないから
いつまでもあなたは
わたしのとなりにある
となりにあるだけで
だまったまま
すけてしまった
わたしにももうみえなくなってきた
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