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花も実もある人生
どちらかひとつ選べというなら
ぼくはたぶん実のほうをとるだろう
それは考え方なのか
感受性なのか
それとも宗教なのかはわからない
サミュエル・ウルマンには悪いけど
ひ ....
お昼前に貰ったメール
題名は
カレーを買い出しに出掛けています
いちめんの葉や花の写メが添付されていた
それは光のなかで薄れて見えた
夏ならば蝉の声が聞こえてきそうだった ....
やみはひかりで青くなる
そんな発見は
とおいあまい日々のなか
さびしくてくるしいのは嫌なの
愛しているのに
そんな言葉を吐かせていた
不倫がふしぜんなことならば
しぜんってやつはどこ ....
どこにでもある希望が
悲しくもないのに
瑠璃いろのこの街で
つまらねえなと声をもらしている
だれにでも開いているのではない
希望しかないのに
どれだけの時が過ぎたのだろう
世界はひかり ....
雨が煙る
夏の薄ぐもり
校舎は外装工事中
乳いろの海
潜望鏡だして
あっちを覗いては
こっちで息をする
おまえは海だから
おれは両生類みたいだ
敷布にくるまれている
外装工事中のよ ....
立秋は暑い
暑いけれど
風がほどけ
空をおいて
雲が重なる
夕方の影は
....
藤の花ぶさが
紫の光を垂らしている
ささない蜂が
黒い尻を浮かせている
遠目に見ていた
奇跡のような幸福に
実は包まれていることを知ったのは
こんな日のことだ
藤の花ぶさが
紫の ....
城のようにも
愛より孤独な
恋のようにも
異国の月は
寂寥をつのらさせる
大きなものに
支配されてる
城のようにも
愛より孤独な
恋のようにも
異国の月は
寂寥をつのらさせる
もつれつゆく
音楽
単一音色の
建築物
白が叩かれ
黒が圧される
重い雨が降っている
この世の一部が
叩かれ圧されている
もつれつゆく
音楽
単一音色の
建築物
白が ....
徘徊メガネさんの携帯写真+詩おすすめリスト
(69)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
花か実か
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吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
1
10-11-3
彼女がカレーを選んだ理由
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吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
3
10-10-6
しぜんな不倫
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吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
4+
10-9-26
瑠璃いろのこの街で
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吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
3
10-9-25
外装工事
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吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
6
10-8-12
秋立つ日に
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吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
9
10-8-9
藤の花ぶさ
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吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
14
10-5-5
異国の月
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吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
7
07-6-2
雨の重さ
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吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
7
07-5-6
1
2
3