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才能があって豊かに暮らす

あなたのような可愛らしいひとを

善人と言わずして

いったい誰を善人と言うのだろう


あなたは誰かの自信であり続ければいい

そんな真剣な優しさを

そんな真剣な悲しみ ....
さみしいとか言ったらいけない

がんばるとか言わなきゃいけない

ひとのせいとかしたらダメだ

なあ、俺よ、この俺よ

ほんとうにそう思っていますか


澄んだ水色の空でした

ピンクとオレンジの色彩 ....
月の話を聞いている

祈るために聞いている

祈るとは

どんな奴らの幸せでも

もっともっと幸せになりやがれと

捨て身で想うことなんだ

だからオレは

月の話を聞いて ....
Eテレの白熱教室で

選択というテーマでインド系アメリカ人の先生が

比較調査の結果を喋っていた

都合良すぎで胡散臭かった

幸福という概念ですら

決めつけた枠組みだけで調査結果を説明していた

 ....
酔いどれが

月の真下を歩いてら

線路沿い

ふらつきながら歩いてら

ぜつぼうの

冬の星座がぽつってら


かじかむ手指になみだが凍る

噴き出す鼻血がすぐに乾いた

これ以上もない孤独のなかで ....
わたしの我慢が世界を変える

わたしの我慢が

世界をもうちょっとマシな場所にする

それは三分後?

それは一週間後?

それは七年後?

それは五十年後?

大丈夫やで ....
その身を削って

明かりを燈して

寄れば暖かくて

触れれば熱くて

これなあんだ?


ただただ一心に祈りきれる男でありたい

他人事ではなく

自分事と気張るわけでもなく

愛するひとの幸福を
 ....
冬桜が咲いてた

可憐にまばらに咲いてた

星のようだった

寄り添うようだった

僕はあたらしくなった


確かあしながおじさんは

ジュディに求婚したけれど

僕は逃げられちまったよ


冬桜が咲 ....
自問自答が脳に入力されてゆく

それを出力するようなひとはそばにはいない

傷つけたぶん

苦しめたぶん

ぼくは傷つき苦しまなければならなかった


お灸をしに行った帰り久しぶりに自然と触れ合った
 ....
夜を翔け抜けろ

システムに

善きことを入力せよ

そして善きことを出力せよ

システムを強化せよ

僕等よ僕等

めげるな行くぞ


ふたりがまた会えるなら

百 ....
子供のとき、たとえば自転車に乗れるようになっただとか

じぶんの成長が素直に喜べたあの時代

どんなにいやなことがあろうと、それだけは手放さないでおこう


散歩をしていて

きょうも綺麗だったから
 ....
夕焼けのうえ

あれは宇宙だ

夕焼けと宇宙のあいだ

あれは透明のグラデーション


宇宙と夕焼け

透明と夕焼け


夕焼けのうえ

あれは宇宙だ

夕焼けと宇宙のあいだ

あれは透明のグラデーシ ....
朝焼けのむこうに

夕焼けは終わり

夕焼けのむこうに

朝焼けは始まる

海のむこうに地は始まり

地のむこうに海は始まる


愛別のむこうには離苦がある

春の夢だった

離苦のむこうには愛別があ ....
最愛を通訳する者よ

ぼくは今からここを出る

999が旅立つように

ぼくは傍観者であり冒険家だ

目と手と足で告白する者だ


海底に連なる群れよ

そこに加わり

ゆっくりはぐれよう


最愛を ....
十月のがらんどうな空に

ただ風が吹き付ける

風は力尽きた木の葉をさらって

ああ、今度こそ

夏が遠ざかってゆく

私の足元に転がる屍はきっと

現存する最後の夏の証

短すぎる生涯をすべて賭け ....
秋のひとひら
白紙の日記に舞い落ちる
滲みた文字が
やけに霞んで飛ばされそう

移ろいゆく季節にあって
留めておきたい
ひとつの場所

君は覚えているだろうか
僕が挟んだ栞の
あの日

秋がやってきて ....
空を見た

写メを撮った

ヨーロッパの大聖堂

その天井絵画みたい

きっと

誰かがどこかで

奇跡をおこしている最中なんだ
睡眠もそう

食事もそう

人間関係も

得意も失意も

喜びや悲しみも

利他やエゴも

愛も嫉妬も

なにものかへと向かってゆくには揚力がいる

この揚力をコントロールすることが必要不可欠


た ....
休日明けの朝
8時

初秋の太陽光は
さわやかに
澄んでいる

都心のここでも



ふたり
ゆっくりと起きて

ブュッフェ朝食を
たっぷりとる

彼の
ノーネクタ ....
一枚の言葉たちが生んだ

大人だから言えないことって

表面ってどこにあるの

そんな甘えたり擦り寄ったりは

大人だから

大人だから


傷つけたくなかった

さよなら

もしもし

またね

じ ....
ぼくの精神は

いまも中二の秋でとまったままだ


実力テストが終わって

文化祭の準備で部活もなくて

高校生が制作するモザイクを手伝っていた

肌色のところたくさんちぎっとい ....
女の部屋を出るのは

朝ではなく夕暮れにする

その鉄則

破るほど恋をしたのは

いちどきりだった


たぶん

苦しめるの分かってた

苦しみたいと思ってた

たぶん


女の部屋を出るのは

朝 ....
俺はもう一生

ひとにかわいいなんて言わない

光よ、

たのむから返事をしてくれよ


脳をだまして

こころを騒がす

光よ、おまえは脳をだますのか

こころを騒がせるのか


俺はもう一生

ひ ....
涼し
涼しと
思うたら

わて
こんなに
なっとった

ホンマ
涼しいなぁ
星空に代わって
夜照らす 街の光
時が来たとばかりに
昼よりも まばゆくさえ

AM 2:04
眠らないこの街の中
いったい何人が
眠りに着き
いったい何人が
闇を知らない夜を謳歌しているのか

小 ....
まいごのまいごのヒヨコちゃん

駅のホームにヒヨコちゃん

ちょこんとかわいいヒヨコちゃん


あなたのメルヘンまもります

あなたのしあわせいのります


まいごのまいごのヒヨコちゃん

駅のホーム ....
せめて間違うのなら

朝日になろう

どうせ間違うのなら

朝日になろう

伝えなきゃ

夕日を伝えなきゃ

嫌われてもいい

夕日を伝えなきゃ

でなきゃ夕日は

夜やまだ昼どきになってしまう

伝 ....
こんや納涼アフロパーティーに参加する

さいきん流行っている例のパーティーだ

真夏にかにすき鍋をアフロをかぶって食べる

リンボーダンスゲーム、クイズ大会、寸劇、etc

かにすき鍋は完食しなければ ....
やぁ。


笑ってるといいことあるよね、
って、
ぼくの飼い主は口癖のように言うます。
不器用なのです。


だから、
ぼくも笑ってみたです。

にこっ!






(飼い主ー、やーい、お腹空いた ....
いまはもう濃密ではない

あなたの気配

いまはもうぼくには淡い

あなたの気配

記憶はもうただの濃淡だ


存在とはたんに

気配が濃密なだけなのだ

ぼくらの時間軸で

それは固着して見えるだけ ....
徘徊メガネさんの携帯写真+詩おすすめリスト(69)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
善人たちの苦しみ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...312-1-9
冬の夕景- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...7+11-12-19
月の話を聞いている- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...3+11-12-12
白熱教室- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...3+11-12-11
金網越しの月- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...4+11-12-10
MAKE_THE_WORLD_A_BETTER_PLACE!- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...1+11-12-7
答え、ロウソク。- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...4+11-12-7
冬桜- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...2+11-12-5
滝を見に行く- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...3+11-12-4
夜を翔け抜けろ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...3+11-11-30
流れ星の頃- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...2+11-11-27
夕焼け- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...411-11-14
愛別離苦- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...311-11-12
さよなら- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...1211-10-22
夏葬- きりはら ...携帯写真+ ...411-10-12
- 乱太郎携帯写真+ ...12*11-10-9
誰かがどこかで- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...311-10-2
揚力- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...411-9-19
いってらっしゃい- 森の猫携帯写真+ ...6*11-9-18
大人だから- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...411-9-14
中二の秋のころ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...411-9-11
たぶん- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...511-9-9
さわがしい夕陽- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...311-8-30
涼しいなぁ- 森の猫携帯写真+ ...17*11-8-27
夜景- きりはら ...携帯写真+ ...411-8-24
ヒヨコちゃん- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...211-8-23
夕日を伝える- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...211-8-21
納涼アフロパーティー- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...311-8-13
にこっ!- 士狼(銀)携帯写真+ ...6*11-8-13
あなたの気配- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...511-8-8

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