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{引用=ぼくたちの未来は いつも、さよならで終わっていくの?}
地球儀をまわしすぎたせいで
透きとおっていたものが
濁っていく
あの日、
チョークで描いた線路が滲んで
二十 ....
わたしの、隙だらけの皮膚を突き抜けて
メタセコイアが生えている
臓器はいつしか記憶を失くし
葉脈を血液だけがめぐりつづけいる
あまりにむごい手つきで
世界が わたしを愛してや ....
気づいたときには、わたしが
わたしという輪郭に 縫いしろを足して
日常から切りとられていた
景色はいつも、ひどく透明なので
ふりかえっても もう
戻るべき箇所を、確かめることができない ....
朝、ぼくの季節は二十五歳で
ざらざらとした空を
東から西へ
たとえそれが夢だとしても
渡って、どんなにボタンを押しても押しても/押しても
改行できないでいます
ぼくが、ベーコン ....