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水の音に、
さらわれてしまった、
まるで、体は、
どこにもないかのように、
流されて、
くだけた、

服にまとわりついた
みずの、おとだけが、
私をぬらして、
ずっとずぶ濡れだった ....
仮題 群島収容所

このしまでうまれるはずだった
ものがたりがふねにのって
とびたつこともなく
おいだされていくひに
わたしの母はまたあたらしいこどもをうんだ
このしまでうたわれたうたの ....
私は受胎したままの病
この、病を温めてやれるだけの優しさが私にはない
私にあるのは、病を怖がらせる言葉ばかり
私が病となってこの都市を覆う光景が
もう間近まで迫っている
私は一つの病の比喩と ....
影の中の優しい私の中に住む野に咲く花の香りをかぐために一匹のハチドリがその体を停止させて私はそれを見るために何度も私の中に潜り込まないといけない。ここは、私の庭園。正午には陽が指し、夜には月が輝く温室 ....
伊月りささんのballadさんおすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
水音- ballad自由詩711-11-9
未完成品の断片羅列01- ballad自由詩1*11-11-1
治療所群島- ballad自由詩411-10-28
嵐が丘のバラード- ballad自由詩211-10-28

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