すべてのおすすめ
わたしは一度だって空を見下ろしたことがなくて

たとえばそんな風に
きみを感じていたいんだ

わたしの瞳に沁みる果てしない色の
その不確かさを
できるかぎり
ながく ながく
 ....
{引用=




なぁぼくは受話器で泣いてるきみを抱けん。その泣き声さえも「ほんもん」ちゃうんや。



気の強いきみの受話器が黙るんは なんでかわかるよ、ぼくにはわかる。


 ....
{引用=

せかいを美しくみるために
そっとプラグを挿す
あなたが指を動かすたびに
さざなみのように細やかな電流、
わたしの両腕を駆けていく

好きな言葉の感触は
「かん」から始まる ....
{引用=


うばっていくんだろうとおもっていたんだ
記憶もにおいも痛みも。
酸素さえぼくらは不必要に摂取してしまうのだから
なにかを共有することなんて出来ない



ひとつのせか ....
{引用=

さようならを二回いった
一度目はさよならっていった
くちびるの端で酸素よりかるく、さよなら、って
昨日の二度目のさようならは
きみの眼に沈むぐらい深く、さようなら、っていった
 ....
かんなさんのあぐりさんおすすめリスト(5)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
みつめる- あぐり自由詩4*10-4-25
あめのちあめ。- あぐり短歌9*10-4-8
うつくしくせかいが俯いている- あぐり自由詩6*10-4-2
そうか、これもきみとのものか。- あぐり自由詩6*10-4-1
だから、さようなら- あぐり自由詩5*10-3-8

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する