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どこにいても
ここにいても
みんないってしまう

――節目の春

大切なものほど遠くへ
あたしは呪った
世界を
運命を
孤独を
この身に触れるすべてを

たくさんのさよなら
 ....
よく晴れた日曜日の朝
洗い立ての心臓を
物干し竿に干した

切り離された動脈と静脈を
洗濯バサミでとめて

(ぶらぶら)

風に揺れるその動きが鈍い
滴る雫が陽光に照 ....
かんなさんの百瀬朝子さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
春、あれから- 百瀬朝子自由詩2*10-5-3
洗濯- 百瀬朝子自由詩7*09-9-29

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