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1.

今までに
無くしたものごとをひとつずつ
丁寧に数え上げて見せては
笑い

今まさに
指先からほろほろと零れ
落ちた
それを
見送っては
泣く

かなしく
 ....
1.

五線譜の上に
真夏の
影を溶かし込んだ
日焼けのあとに そっと
くちづけをする
あけはなした窓から吹きこんでくる
セピア色に塗り固められた
チャイムの
残響

 ....
かんなさんのUtakataさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
雨が降るとき、きみは- Utakata自由詩608-9-1
晩夏五節- Utakata自由詩508-8-24

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