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雲間より日の射す蝉の翅一枚 秋の気配

夏の木陰は

やや寒し
 
掌の草原はしる僕がいる

生命線地平線のむこう側

夕暮れを切った爪が伸びている

風が吹く隙間を通る指と指

ないものを掌あわせたしかめる
 
黒い石ではなく死んだ蝉でした
かんなさんの俳句おすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
休憩- A-29俳句1*08-9-19
夕暮れ- 俳句1*08-9-9
掌の記憶- 小川 葉俳句308-8-18
- A-29俳句2*08-8-10

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