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 なぜおまえは実っている

 誰からも褒められず

 誰からも食べられず

 どうして実っているのだろう


 梨も桃も葡萄も

 可哀想に今日も雨が降って濡れている

 ....
 かわいそうなかわいそうな

 つばめ

 苦しくても悲しくても

 飛ばなければいけない


 空は遥かに広く

 未来を彩るその色は

 淀んでいる


 海は ....
 てんてんてんまり  てんてまり

 一つに父死んで  二つで母死んで

 三つで兄死んで  四つに姉が死ぬ

 五つに弟死んで  六つで妹死んで

 七つで赤ん坊死んで  八つに ....
 秋の夜長

 月の野原

 さやさやと風に

 揺れるすすき


 鈴虫の声が

 哀愁を誘う

 星の煌きで

 野原いっぱいの

 すすきが踊り出す

 ....
ぼくは今の時代に

 生まれ堕ちた

 現代っ子


 哀しくなるから

 ニュースは見ない

 辛くなるからクラスメートが

 いじめられているのも無視するんだ

 ....
 黄色い薔薇は

 不幸せの色

 幸薄く虚ろげで

 儚い


 白い薔薇は

 悲しみの色

 思いが深すぎて色さえも

 染まらない


 赤い薔薇は
 ....
 夜に泣く


 貴方を知った

 その日から

 逢えるその時を

 夢に見て


 遠い地で

 私はひとり

 貴方を想う


 愛を語り合っている
 ....
 嫌われもののからすは

 誰からも愛されない

 慈悲の心があっても

 精進の心があっても

 愛されはしない


 冷たい冷たい冬も

 ひとりぼっち

 笑っ ....
 私は女

 着物の裾から

 ちらりと白い足


 真夏のじりじりとした

 昼時に

 白い日傘を差して

 坂を上って貴方に逢いにゆく


 どこかで蝉が鳴い ....
皆月 零胤さんの星月冬灯さんおすすめリスト(9)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
溜息- 星月冬灯自由詩108-10-12
つばめ- 星月冬灯自由詩208-10-11
手毬唄- 星月冬灯自由詩408-10-10
すすき- 星月冬灯自由詩208-10-9
現代っ子悲曲(エナジー)- 星月冬灯自由詩208-10-7
薔薇- 星月冬灯自由詩508-9-5
マリーゴールド- 星月冬灯自由詩708-8-29
からす- 星月冬灯自由詩708-8-23
一途坂- 星月冬灯自由詩208-8-20

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