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冷たい海にさらわれるような心地で
あなたを求めてみたら、きっと
わたしたちは幸せになれるのだろうなんて
下らない戯言を呟いてみた

眠れば 夜を越えて 朝になる
(溺れる前に息を止めて、) ....
あの子は夏に死んだと云う
漆黒の髪をしずかに垂らしていた、
あの子は息をなくしてしまった

ひどく鬱いでいたので
空気の奇麗な山奥へ療養に行った
しばらくは落ち着いていて
やさしくわらっ ....
夏は不透明だ、と思いはじめたのは
考えてみれば最近になってからなのに
ずっとそんな風におもっていたみたいな気がして
どっちなのだろう よくわからない

喉にペットボトルの冷たい中身を流し込む ....
皆月 零胤さんの笹子ゆらさんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
さざなみと吐息- 笹子ゆら自由詩1*08-9-6
- 笹子ゆら自由詩5*08-8-16
不透明な夏- 笹子ゆら自由詩7*08-8-9

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