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夏の青空にサナトリウムの白い壁が
セラミックナイフのように突き刺さる
静脈に流れる爽やかな風を感じるように
鉄格子の越しのひこうき雲は流れて
エアコンの室外機からの水溜まりに太陽が
反射して ....
午後からは雨がやんだ
小鳥のさえずりを聴き
その翼を懐かしく思う
雨上がりの空に架かる
あの虹の向こう側には
僕の両親が住んでいる
会いに行く途中の道で
水たまりで溺れる魚が ....
笹子ゆらさんの皆月 零胤さんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
盲目の夏
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皆月 零 ...
自由詩
6*
08-8-10
溺れる魚
-
皆月 零 ...
自由詩
21*
08-8-9
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