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暗い夜を
しのぐには
必要なものがある

そは

またね

(またね)


耳の草原へ小さくともる冬花火

布団にくるまり
明日へと
焼かれる
覚悟が
さざめく朝陽のまえの胸のシメツケから
僕の喉元に
つきあげている

愛している

コンビニの尽きること無い、
子供の頃には
なかった
変な灯り

愛している

歩く ....
世界を
世界がひとの
近所に評判の
ボランティアの父

殺害の想いが
わたし
あふれながら
愛してるって
闇の山でうめき

大切な感じの
冬に凍えたうわ言を
父に
ぶつける ....
僕は、時々、ボードレールをぱらぱら読みます。
なんだか、とても気が楽になります。気が楽になるというのも変だろうけど、あんまり、考えなくていいなあ、流し読みするのに気楽だと感じます。

ところで、 ....
狂ってしまうと、あなたを
愛する草、風、鉄橋が散らばる中で

わたしは何もない
なにもない
なにもない
ためらいも勇気も
恥も

釣りをしている人がいて。

何もないことをくぐる ....
判決から刑が
執行される
間の
魔の
空白のイライラの
満喫の禁煙の
毎日が人のかたちを
して
日の光の下歩く

判決が何やかやは
鞄の中のメモにも
ないが
罪といわば全て罪 ....
精神病院と刑務所

どっちが住みやすいか
どっかの哲学者は考えどちらも似たような
もんだ

考えたらしいが
精神病院にはなぜか
卓球台がある
将棋を首吊りかけたおじさんがやってる
 ....
僕の魂は
半分焼け焦げている

弟は半分でも大丈夫
と云った
なつかしい声がした


腎臓だって、ひとつだけでもいけるし、片まひの人の介護したけど街までいけたしね

僕は少し冗談を ....
ぼやき。
ぼやき。
みんなで復唱しましょう。
なぜか?

要は、というか要することはできないがとりあえず
ぼやきを「批評」という言葉に置きかえると、批評の楽しさとつまらなさの判定は
かな ....
ある小学生の話を
聞いた

彼は机から、何でも落としてしまう。

えんぴつじょうぎけしごむのーとすぷーんきょうかしょちりがみおやにわたすぷりんと

彼の回りの床には
何でもいつのまにか ....
頭かゆい、みそがかゆい
黙っているとしんどいが
声に出るのはうめき声いいたいことは
あぇお

ひとを呼ぶ?
救急講習みたいに
ヘルパー講座で習った
でも、始めてなんだ
毎日
いつで ....
こうして
らーめん食べてると
あったかいなあ

白い女がカウンターに汁を激しくこぼしている
あきらかに絡み付く独り言を言う人だ
やばい
僕もかなりヤバイ
さっきから肩が回ると変な音が ....
立たれへん
そうだ
息止まる寸前まで
腹殴られて
大事なものだけ
まるく抱えて
うずくまった

みょーに深い空の
寒い夕方想う
虫の死骸とか
小さい河の流れる音
なかで
昨日 ....
男には
オレ

わしとか色々な呼び名で文字地平を歩けるのに
女の子は私とかしかなくて、あえて僕と書いたりすると女の人が言ってたので
うむむ、わからん
でも男も辛いのよ
なんて
これは ....
周りでみてるなんて残酷だけど

男が泣いてるんだベンチで
紺のスーツを着た
なぞ
日を浴びて
うららかな公園で

ずっとずっと
僕はためらいがちに
声をかけようと
するが
森の ....
とっくに別れた女と
まだ電波の手紙で
やりとりしてたが
やっと僕の根本が
伝わって
あきらめて
関係ぜんめつみさいる
そんな朝だ

ノーコメント
言葉は今ぼくに
強すぎて
だか ....
冷蔵庫の中で牛乳が横になってると父は云うので
冷蔵庫から牛乳を取り出した僕は封を開けながら
オハヨー牛乳は寝てないよと軽い口を叩いた
が受けなかった
当たり前だ
僕の小学校給食に配達されたカ ....
少ししんちょうに
歩いている
あまりちゅういしすぎると
信号につかまって私
からだこなごなの
散弾になるよう
だからもうすこし
つまさきをあまり
感じすぎては行けないわたしの通りに
 ....
数々の試練と黙殺の流体とドシャ崩れの中をミズコはただ直線に歩いてきた。歩いてきた。眼をしかと開けと父のどこか暗い部屋からの通信を傍受しながら。直線とは全く架空の任意の点を結んだものだから、彼女は生きて .... 冷たい水やなあ

弟は、云うので、ぼくは

この辺りに、きっと井戸があるんじゃないかと思った

冷たいなあ
弟の赤い頬を見て、そういった

鋭い針を、ノドに刺しこまれるように、鳥は ....
鏡文字さんの石川和広さんおすすめリスト(50)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
冬花火- 石川和広自由詩2*04-12-9
まったなしに流れて朝- 石川和広自由詩4*04-12-5
いにしえの笑み- 石川和広自由詩1*04-12-1
陽気な死人---ボードレールのいい加減拾い読み- 石川和広散文(批評 ...2*04-11-28
はじらい- 石川和広未詩・独白6*04-11-28
刑の執行- 石川和広未詩・独白1*04-11-27
怪鳥哲学ならず割れ- 石川和広自由詩3*04-11-23
半身- 石川和広自由詩2*04-11-22
ぼやけ、ぼやけ、ぼやけ。。。。。僕の今の批評観- 石川和広散文(批評 ...3*04-11-21
ある発見者- 石川和広未詩・独白1*04-11-20
発音- 石川和広未詩・独白2*04-11-18
- 石川和広自由詩2*04-11-2
もう一度の時に浮かんだこと- 石川和広未詩・独白6*04-10-30
フレル- 石川和広自由詩3*04-10-26
踏み出す- 石川和広未詩・独白4*04-10-16
ミサイル- 石川和広自由詩7*04-10-7
牛乳の不眠- 石川和広未詩・独白1*04-10-6
_- 石川和広自由詩4*04-10-1
ミズコに捧げ- 石川和広自由詩3*04-9-29
特別な朝- 石川和広自由詩3*04-9-11

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