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約束されたことは、なかった
ただ一度も、なかった
噛み合わない歯車が磨耗を呼び
嬉々として
それを食い潰した
約束されたことは、なかった

約束されたことは、なかった
なだ ....
竜が獲れた。これで数十年は村の食料だけで
なく地位も名誉も安泰なのだろう。ウマサ(*1)
が長と何か話しているがここからは聞き取れ
ない。若い者が数名命を落としたらしく、笑
みの合 ....
わたしだって
さびしいよ
 
ほめられたら
うれしいよ
 
わたしがきらいなひとより
わたしがすきなひとのこと
すきになったって
 
わたしがけなしたひとが
おこったって
 ....
背中から腕を回しゆっくり胸を揉む
密着して首筋を軽く噛む
指先で乳首の突端を彷徨い
舌先で耳の裏をなぞる
足首を絡め少しずつ広げる
よく見えるようにする
見せる
うつ伏せにし ....
死ぬことについて考えようとすると隣りの女が咳をする
地下鉄の 煙草の 吸えないホームの ベンチの 隣りの
頭の 悪そうな服を着てまるっきり趣味ではない
首筋に湿疹を掻いた痕
携帯の画面に夢 ....
あみさんの未詩・独白おすすめリスト(5)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
霜降る月の霜。踏み拉かれる前の、あなたへ- いとう未詩・独白1204-11-10
竜の牙- いとう未詩・独白1204-9-25
もの、いう- 白糸雅樹未詩・独白3*04-4-2
愛撫- いとう未詩・独白703-10-20
隣りの女- いとう未詩・独白703-8-6

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