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食べものが
食べものでなくなるとき
食べる
行為をあきらめた
音がする

音色と音色が音もなく
鳴るとき

卵が割れたり
割るしかない朝が
人の意識に
訪れる
 
 
いろんな空が
ひとつの空で
暮らしてる

言葉もなく
言葉ばかり集めて
あの頃
僕は
何を見てたんだろう

こんな空がある
あんな空もあった
そこで
暮らした日々よりも ....
星月冬灯さんの小川 葉さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
意識の音- 小川 葉自由詩608-8-21
故郷の空- 小川 葉自由詩408-8-21

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