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宙に 浮かんだまま 漂っている
意識

ふらふら
 ふわふわ
  流れ続ける時のなか
   痛みながら呻きながら
   肉と繋がり
  引き留められ
 わたしの在り処を
探してい ....
雨が降る
紫陽花濡らし
雨が降る

時は刻々と移り進み
季節は淡々と入れ代わり
命は生まれ育ち輝き枯れて
人は何かに導かれつつ自らを更新し

雨が降る
紫陽花青々と
雨が降る
から だった
前進しようと思えば未だできたが
から だった

寝ても覚めても
あんまりカラカラと鳴るばかりで
もう嫌気がさしちまった

(なのに夢の空はまた
淡い淡い紅に染まり
何 ....
曇り空を見ていた
コンビニのベンチで
缶コーヒーを飲みながら

部屋に篭っていると
自らの身体の痛みに
意識が集中してしまうから

近所のコンビニのベンチで
ずっと空を見て座っていた ....
肉の激痛、全身を貫くなか
魂の認識、一層鮮明に
意識保ち、いずれ帰郷する
フルサトは
星達の天から滾滾と
響きとなり湧出する

影絵となり弾む旋律たちの反復に
貫く主音の自在に伸び沈み躍る
ー音色は何処までも深く柔らかく

かつて己の属していた
界の掬われ ....
やっと夜が訪れた
昼日中の肉の激痛修まって
静けさに 魂漂う 夜の深み

はっきりと
感じるのだ、自らの
奥底に未だ燃え盛る
生きる意志を魂を

やっと夜が訪れた
昼日中の肉の激痛 ....
水の色の響きだ
自らの生を差し出し
自らの死を告知する

全ての自己執着捨て
捧げ流出し犠牲となる
覚醒した自己意識を保ち

その時星達は輝くだろう
恒星の漆黒の輝きは水の響き
愉 ....
大地が鳴ってる
静けさ聴こえる

どんな時にも祝福を
憎悪ではなく祝福を
死の間際こそ祝福を

大地が鳴ってる
静けさに耳傾け
底の底から湧きあがる
生きて今在ること、
共鳴する ....
遠く君、
光の点となり
消えていく
石燈籠をぐるりと廻り
追いつけない追いつけない

生は死を含み
死は生を含み
宇宙の大海原を
渡っていく帆船
現に獲得した智に
自ら発光しなが ....
俺は朝から何も食べていない、
ひたすら吐き気の塊だった

静けさに沈む
 何もない
静けさに沈む
 足場を欠く

俺の肉体と意識は解離したまま、
春の芳香をひたすら嗅いでいた
それ ....
夜陰に
静けさの
微かに揺れ動く

ベッドを囲むカーテンから
白の色 剥がれ漂い出し

微かに振動する
静まり返った
四方空間に

彷徨い落ちゆく白の色の
帰着すべき基体の不在 ....
ふわふわ
漂い
ゆっくり落ちる
金の花びら
わたしは貴女を知らなかった

[磯の香 、 零れる光滴 、 白波の残響]

あの青い青い宇宙の大海原
貴女は幾人もの従者を連れ
喉を震わ ....
ゆっくりと
 ゆらり明るみ
  今という時 
 接近し広がる
この夕暮れ

暮れていく空
淡い紅と水の色
焚火の残り香漂い、
迫る夜闇に踊る女の影
内外上下左右消しながら
声々  ....
荒れ狂っている
闇が光のなか
光が闇のなか
灼熱の上昇
灼熱の下降
闇が光のなか
光が闇のなか
荒れ狂っている

燃え盛る壊ノ力、、受け容れ飛び込む己、、
せめぎ合い切り刻まれては ....
孤立

死病

人は人と
繋がらなければ
生きていけない
のに

金を持って
いないと
キリストだけ
を信じて
いないと
健康で
いないと
胃ナイト 
クエネェシ ....
土佐の海辺の村で
毎日毎夜薄暗い電灯の
野外畳の上にでんと座り
鍋に茹でられた貝という貝
爪楊枝でほじくり出して
それぞれに違う味覚
食い喰らい喰らい食い
瞑黙ひたすらに
味わい味わい ....
光の万華鏡
旋回する宇
浮遊する
温かく熱と溶け
輪郭失う体と体の
紫に静まる矛盾の浸透

[個我意識鮮明に保持サレ、私達はシッカリト抱き合い、
何処マデモイキ、何処ニモイキハシナイ] ....
感情が漂白され
漂流していく時空を
速くなったり遅くなったり
緻密になったり大雑把になったり
なんて自由自在に響く移行

魂の打つ突発的な躍動
変拍子や裏拍に
コレハナンダ?
新たな ....
わたしが無に静まるとき
意識の器を
純粋な音の響きが充たす

色彩のうねり、
輝きの形象、
音の万華鏡と化し
多様な旋律とリズム包蔵スル一音一音、
響き波紋となり広がる広がる

一 ....
すとんと落ちた
千回目の墜落
あれ?でも何だか変だ
苦し紛れにした別れ際の旋回が
いつのまにか腕枕に変わり
僕の腕は君の頭に顔に
自然に溶け込んでいく

寂しかったんだね我慢していたん ....
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