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庭木の梢がはしゃぎまくっている
声もださずに
何がそんなに楽しいのだろう
 
それにしても
聾唖になったのか
近頃の雀は・・・・・

だまったまま裸木につかまり
首の屈伸ばかり見せて ....
時代は 棒高跳を繰り返すのか
それとも 三段跳びを蛮行するのか
未来にゆめを描く 四次元を引き裂き
日常茶飯事として 天変地異を
スレジュール表へ 記載し始めたのか
「絆」の一文字を アドバ ....
ガイアに斜陽族の住み家が・・・・
        と言うと気障だが
猫背になった半生
    その古ぼけた廊下のかなた
    老化の狼火が見えはじめた
   あたかも妖精の弄火のように
 ....
ことしの新語になるのかなぁ
──爆弾低気圧──
皐月になってもあばれ狂っている
そのざまは たとえば
五大陸のどこかで絶えず逆巻いている
硝煙くさい風潮にそっくりだ

だが 気象は融通無 ....
      移転先で埋めた柿の種子が
いつのまにか幹を伸ばし梢を広げながら

   ウラノスにすなおな想いを秘めて
     真夏には緑陰の王者を自負し

   ボレアスにもざわめきを甘受 ....
一日二十四時間声帯をチャック
虫歯の家並みを素通りして
歯肉炎のプロムナードをさまよう

伴走するアベニューからは
「時」に螺旋をえがく
  赤い「風」のサイレンと
「空」に山彦をひろげ ....
ほんぐもりではない
  うすぐもりでもない
うすばれともいえない
  どくとくのつゆぞらである
でも 紫外線はいちばん恵まれるという
  四季を通じて

いつのまにか ゆびがすべって
 ....
五月というのに
 
 北極の気圧がすねているのか
それとも 威張っているのか
    虚空にはなぜか
原発で汚染された寒気が
   黄い苔の舌をペロリとだしている
ひょっとして コスモと ....
         ねこぜのまるみに
     情熱のあせた夕陽がそそぎ
          鼻粘膜にむけて
   消長のシルエットがとびかかる   
       うすむらさきは西の空
 そ ....
nonyaさんの信天翁さんおすすめリスト(9)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
白いサウンド(九)- 信天翁自由詩2*14-3-15
空の先っちょ(五)- 信天翁自由詩113-9-20
密雲の燐光- 信天翁自由詩413-6-7
幻のけだるさ_十- 信天翁自由詩213-4-28
立春- 信天翁自由詩313-2-22
スロー・ライフ- 信天翁自由詩412-7-28
忘れただけで・・・- 信天翁自由詩412-6-10
風のサイレン③- 信天翁自由詩212-5-5
夢枕- 信天翁自由詩208-11-15

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