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マルスリーヌ マルスリーヌ 裸になりなさい
君の馬が駆けてゆく
そら 行ってしまえ!
麦穂が頭を垂れて
風の道を僕らに教えている
マルスリーヌ 君のお碗のような乳房を
緑の風にさらして
....
眼を閉じて
耳を澄ますと
叫び声が聞こえてくる
何人だ?
4人?
女と男と子供ともうひとつ
何だ?
何をそんなに喚くんだ?
谷は近いが
こだまが反響しあって
一語も聞き取れない
....
2人の営業が
毎月風の強い日になると
適当な場所を見つけ出して
俺たちを誘いに来る
各々フロイトやら バロウズやら
解剖学者ドン・ベサリウスやらの
ボール紙で作った仮面をつけて
酒瓶 ....
彼は取り違えているのかもしれない
おれをAだかBだか或いは俺だかと
どのみち大した違いはないんだが
奴が誰に金を払うつもりでいるのかは
知っておかなくてはならない
俺は彼を試そうと
俺自身 ....
青白く細長い楕円運動のさなかに
無数の彗星が一つずつ死んでゆく
解釈の内容については
俺はどちらでも一向に構わないんだが
3番目はないことは蟻達が知っているだろう
その割には特に減った気もし ....
金の糸で刺繍をした
赤いビロードのカーテンの奥で
博士は言った。
そのカーテンの刺繍はなんだか
俺には少しずつ動いているように見えた
ナナフシのような形の
幾何学模様
博士は言った。 ....
ドライヴに行った
内側をぐるぐる回転して とうとう下に落ちたっけ
でも大丈夫 船長デイヴィッド・ウィルソン
俺たちはとても上手くやったから
でも上手くやれなかった俺たち以外の1人の彼は ....
麻草郁さんの鏡文字さんおすすめリスト
(7)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
死んだ獣の赤い背を
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鏡文字
自由詩
3
04-9-17
そうしてインチキな太陽が騙しに来る
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鏡文字
自由詩
2
04-2-17
ひなげしの群れ咲く野において
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鏡文字
自由詩
2
04-2-16
せめてその青いボタンを2度押してくれ
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鏡文字
自由詩
2
04-2-7
医師の裁きを受けよ
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鏡文字
自由詩
2*
04-2-4
初春の乙女
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鏡文字
自由詩
1
04-2-1
船長デイヴィッド・ウィルソンが直ちに俺を不能にした時の歌
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鏡文字
自由詩
6
04-1-28
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