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海の波の音を聴きながら
他愛のない会話をたのしむ

三年目の二人なのだから
空も海も馴染んだアルバム

月光に濡れる椰子の葉叢
思い出すら風景に沈む

寄せて来る海の波さながら
日 ....
おれの地獄はいつだって異国の場末
餓鬼どもの中からうまれてくるのさ
地の底をはいまわる畜生の情けの末
涙によごれしらけ顔した修羅のあさ
あまえもおれも人間喜劇の一脇役さ
天上みあげ声を揃えて ....
麻草郁さんの狸亭さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
海の波の音- 狸亭自由詩304-2-9
五月の変形のバラッド- 狸亭自由詩204-2-5

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