すべてのおすすめ
先生は本気でおこっている

なんで友達ができないんだろう

なんでみんなに誘われないんだろう

いつも世界を信頼していたのに


ひとを傷つけたり

わがままと言われたり

 ....
あなたを見るために
光を媒体にした
あなたを聴くために
空気を媒体にした


媒体なしにあなたを知りたくて
肌と肌を重ねてみた
そうして慰めを得ながら
無限の孤独を思い知る


 ....
空を黄土色に染めたと思ったら
一度だけ雷鳴を響かせて
通り過ぎた冬の雨

なんて足の速い雷神様だと感心しながら
窓を開けてベランダに出てみる

後姿を見ようと身を乗り出したら
忘れ衣の ....
 
十代前半の頃だったと思う
一遍の詩を読んだ
それは月刊の学生専門雑誌に投稿された入選作品だった
それまで、詩など教科書でしか読んだことはなかったのだけれども
題名に惹かれたのか
それと ....
涙が流れない

枯れてしまったのか
風が吹いても
零れ落ちない
滴ることのない雫

渇いた気持ち
渇いた心
色を付けたいほどの焦り

焦ってなどいない振りをする
そんな悦び
 ....
悔いてはいない
あの頃のこと
ただちょっぴり生き急いでいただけ
あの人に伝えてほしい
本当は好きだったと
もう季節は冬
都心では雪が降ったという
ただちょっぴり生き急いでいただけ
生き ....
それをやめる捨てるそして
夜空を想う
お月さまは三日月 腰掛けてみる
見下ろすと海 きらきらと
たくさんの星の棲む
ダイブする どこまで行っても
きらきらと瞬くさやか
ばかりのなかをお散 ....
貴方はもう眠っているんだろう。
そのかんばせに疲労と充足感をたたえて
閉じた瞼に縁取られるのは
かさついた睫毛か湿った青紫の隈か その両方か。

声を聞きたい。と
一人、ぽつりと呟いて
 ....
小雨が止めどなく降りしきる
一一月はかなり寒くて
凍えそうになるけれど
本格的な冬がくれば
もっと寒くなるのだと
覚悟をしなければならない

吐く息の白さに
驚いてなどいられない
震 ....
「命/12周目」

柵のついた子供用ベッド
その中で天井に吊るされた
くるくる回るおもちゃに手を伸ばす君の横で

ある日を境に上に伸びることやめて
横に横に枝を広げはじめたあの木のことを ....
周りに文章が稚拙だと言われても頑張っている。新しい風景を見て詩が浮かばなくても頑張っている。なにがなんだか分からなくても頑張っている。なーんにもしていなくても頑張っている。いろいろ情報流れてくるけど頑 .... 心は無防備な壁のように
何も言わずに建っているけれど
音も立てぬまま剥がれてゆくのは
真っ直ぐだった僕の懐かしい声

ずっと一人で戦って来たんだ
ずっと一人で隠して来たんだ
 ....
ピアスの数だけ恋をした
傷付く度に増えてゆく穴を
キラキラと光る星で飾ると
少しずつ痛みを忘れられたが

朝になるとまた気付いてしまう
もっと良い人が居るかも知れない

私の耳には三日 ....
 しあわせってなに?

「日常のちょっとした発見がしあわせ」


 しあわせってなに?

「mixiでの大切なマイミクさんと交流ができること」


 しあわせってなに?

「気 ....
禁忌は破られてしまった
奥へ奥へと踏み込んでくる土足
逃げ惑って
浮かび上がる
ゾクゾクしているうちに
落っこちる星屑
屑だったけれど
星でもあった
惜しげも無くばらまいて
土足に踏 ....
泣いていいのよ
とお歌が言うから
泣きました

母はお止しとお尻を
パチン
とぶちました
泣きたかったけど
母の手が痛かったので
私は
自分の部屋へ駆け込む間もなく
口元を
 ....
私が一人

心をひらけない私が一人


君が来た

私の心の鍵をもった君が

心の扉を開け放った


二人

私と君で二人


楽しく遊んであそんで遊んで

笑い ....
誰かの投げたボールが 
もしも飛んで来たならば 
投げ返すよりも 
よけましょう 

( いずれ背後に、ボールは消える ) 

誰かの投げたボールが 
もしもよけきれなかったら 
胸 ....
哀しみ色した
シャボン玉

はるか天をめざして
舞い上がり

曇り空にふわふわ浮いて
はじけては
哀しみ色の雨になる



蛙がうたう
悲しみのうた

かえるが知らせる
 ....
最後の海まで 水平線まで
砂漠の広さなみの浜に足跡をつけてゆく
要所要所 風が吹いて 海がどこにあるのか
どちらへ歩けばいいのか
それでもわたしは  最後の海に着くまでに
 ....
酔っ払った サラリーマンが

頭に ネクタイを巻いちゃうのは


お酒でふやけた脳が

流れ出すのを防いでいる

もしくは

酔っ払った脳を戒める為


かもしれません ....
汗をかいたグラスの前で 
ケーキが跡形無く姿を消した 
白い皿の上 
スプーンとフォークはうつ伏せて 
優しく寄り添っている 

昨夜の別れ際 
握った君の手のぬくもりを 
思い出す午 ....
確かめるように差し出した
金魚引換券は
手のひらの熱で
もう、よれよれだ

  (ううん
  (いちばん小さいのがいいの
  (だって
  (いちばん大きくなるでしょう?

わがま ....
カオスにどっぷりと浸かって
空から限りなく降り続ける
塵のような哀しみを胸のうちで
受け止めるだけのこんな夜は
ただ、不明瞭で不確かな
寂しい印象だけが
自分の中で大きくなっていくだけ ....
今の自分にできることは
何もないのかもしれない
あったとしても
今までの自分ができたことよりも
ずっと少なく
今のみんなができることよりも
ずっとずっと少ない
だからといって他人を恨むこ ....
子供の頃
僕の住んでいる街に薄汚い工業都市だったけど
老舗のデパートが一軒だけあって
母に連れられて買い物をした後で
いつも階段の下の小さなフロアーにある
赤い看板のスタンドに立ち寄るのが
 ....
{ルビ滑稽=こっけい}な自分の姿を{ルビ罵=ののし}られ 
哀しい気持で歩いてた 

帰って来た家の門の 
足元に置かれた 
ハロウィンの{ルビ南瓜=かぼちゃ} 

皮をくりぬいて 
 ....
くちべにがなかったので

苺ジャムを のせてみた



妖しく光るくちびるは

あまい香りとふつりあい



苺畑に迷い込んだ王子様が

このくちびるに

くちづけ ....
                      ■■■■
ああ またいないんだ            ■■■■
抱きしめても                ■■■■
抱き返してくれない        ....
濡れている地面を
数を数えながら一歩ずつはじいていく
はじくたびに足の裏がわから波紋がでてくる
地上という大きなかがみの湖にどこまでもひろがっていくどこまでも


やるかやられるかみたいな ....
進羅さんの自由詩おすすめリスト(47)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
世界- 吉岡ペペ ...自由詩516-12-20
黒点- ただのみ ...自由詩17*16-12-10
通り雨- ガト自由詩11*16-12-9
マリンスノーの少女- 小林螢太自由詩8*16-11-26
ナミダノイロ- 坂本瞳子自由詩4*16-11-25
相変わらず「駄詩」書いてます- 渡辺亘自由詩416-11-25
三日月- もっぷ自由詩416-11-20
ラブレターは夜に書く- 愛心自由詩716-11-16
寒い中で- 坂本瞳子自由詩1*16-11-14
「命_/12周目」- 自由詩316-11-11
頑張っている- 水宮うみ自由詩2*16-10-27
孤独の番人- ミナト ...自由詩916-5-24
イミテーションゴールド- ミナト ...自由詩516-5-11
しあわせ- mad.rabby自由詩209-7-15
土足- チアーヌ自由詩3+*08-11-9
お歌と母と赤い痕- そらの  ...自由詩13*08-7-2
ふたりひくひとりハ- 篠ノ月自由詩2*08-6-9
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こんな日は- 舞狐自由詩3*08-4-7
最後の海- 唐草フウ自由詩7*08-2-17
サラリーマン_と_ネクタイ_の_関係- サバオ*自由詩4*07-11-13
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春金魚- 佐野権太自由詩29*07-5-8
幼い子供のように- ジム・プ ...自由詩107-4-30
今の自分にできることは- ぽえむ君自由詩8*07-4-7
もう一度だけだべてみたいあのホットケーキー- ジム・プ ...自由詩6*07-1-12
ハロウィンの南瓜_- 服部 剛自由詩15*06-10-20
苺ジャム幻想- かとうゆ ...自由詩5*06-10-19
人間不感症- 木賊ゾク自由詩8*06-8-2
アクアダイバー- モリマサ ...自由詩2406-7-31

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