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私の夏はいつも少年の手の中にあった
降りしきる驟雨の中でさえも
ファインダーは彼らを捕らえ
熱い憧憬でそれを追った
自転車は跳躍するように少年を
パステルブルーの中空へ運び
麦わら ....
まるで貝のようだ
閉ざされた夏に細波が立っている
親しげに闇は寄り添い
「踊ろう!」と腰を抱く
大海なんて夢見るのはおよしよ
ブルーは誰のものにもならないさ
人形のまま一生を送るのか
 ....
和泉 輪さんの佳代子さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夏と少年- 佳代子自由詩104-9-1
とらわれびと- 佳代子自由詩204-7-19

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