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愛情を持ってことばと向かい合う
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誰かの

親しみを込めて私はそこに立つ
私の親しみを
だけどあなたは知らな ....
いつか私が死んだら
その時くらいは
思い出してくれても
いいんじゃないかって

そのくらいのこと

望んでも
いいんじゃないかって

もう
私から
伝えるすべはないけれど
 ....
他者を語る私は どこか残酷だ
私は他者にはなれないし
私は私でいるしかない 

人はどこまで
他者に近付けるのだろう
私には明確に皮膚がある
寄せつけないため

私のやわらかい部分
 ....
子供らがそらを指さして騒いでる
何事かと思いぼくもそらを見る
この角度でそらを眺めるのは
ずいぶんと久しぶりだ
見慣れたビルの屋上付近は
見慣れない広告でひしめいている
そのすき間ほどのま ....
ほら
こうして
鈴をつるしたフラスコの
空気をだんだん抜いていく
鈴の音はやがて
震えるだけの記号となって       

あのフラスコにわたしは
どうしても
ティンカー・ベルを入れ ....
エントランスを抜けると
私はいつも空を見上げる

たった今
日本が沈没すればいい

唐突に
私は願う

病院の
窓という窓
壁という壁が
崩れて

途方に暮れる私の喉を
 ....
和泉 輪さんのuminekoさんおすすめリスト(6)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夕焼け前線- umineko自由詩13*05-5-19
いつか私が死んだら- umineko自由詩205-2-6
ピース- umineko自由詩704-10-31
そら- umineko自由詩1104-9-25
真空フラスコとティンカー・ベル- umineko自由詩45*04-9-20
エントランスを抜けると空は- umineko自由詩704-7-7

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