すべてのおすすめ
真夜中を支配する

何者かが

竪琴を弾く

坊や

早く寝な

俺は坊やじゃないぜ

お嬢さん

早く夢の世界へ

俺はお嬢さんじゃないぜ

その竪琴の音色

 ....
白いバラのキャンドルから

透き通って射してくる

炎の揺らめき

俺には

とても暖かいぜ

だんだん

形が崩れて

なんだか解らなくなるまで

白いバラのキャンド ....
僕たちの恋は

静かに終わったね

君はどうしているだろう

人が死なない日は無くて

人が生まれない日は無くて

人が別れない日は無くて

だけど

誰とも出逢えない日は ....
煙草を切らしちまって

コンビニまで歩く

今日の夜空はきれいだった

いつもより

星が良く見えて

きらきら光った

俺に何かを伝えるように

三日月が

尖ってな ....
何気なく

ぶらぶらしていたら

花びらが飛んできた

俺の気に入っている

縦縞のシャツの肩越しに

やっとの思いで

止まっている

薄紅いろの花びら

俺はそっと ....
君はやっと決心がついたのかい

僕は君が海が見たいというから

東京湾に連れて行ったね

きみは

これは私の海ではないと泣いた

君の故郷は

雪の花が海に舞う

懐かし ....
ねぇ 君 帰る所はあるの

僕は突然聞かれたよ

旅人の僕は
あちこち彷徨う僕は
帰る所はないよ

帰れる場所がみつからない

君を失ってから

誰かに愛されいるのに

帰 ....
白い狐の置物

猫の香炉

ふくろうの貯金箱

俺のお気に入り

みんな可愛いぜ

よけいなことを

しゃべらない

だまって俺を見つめてくれる

いつか

俺は犬 ....
もしも

出来るなら

お前に

説明したいことは山のようにある

聞いて欲しいことも

聞かせて欲しいこともあるぜ

それは

俺にとっては説明でも

お前にとっては ....
僕が
自分のやりたいことすら
決めかねていたころ

もうどうなってもよかった

幾度もの朝が訪れ
僕の閉ざされた心が
ひび割れていった

夜と朝の狭間で
小鳥の声が聞こえてきた
 ....
俺は写真でしか

見たことないけど

白い彼岸花

お前は

なぜ白い

赤い血を流すのが悲しいのか

赤い血に染まるのが苦しいのか

赤い彼岸花に

いじめられないか ....
俺の乗った

真夜中の回転木馬は

どうやら

止まらないらしいぜ

飛び降りたくても

まわりが

真っ暗でわからない

このまま

同じところを

ぐるぐる回っ ....
真夜中のこれからが

俺の時間

なにをやって遊ぼうか

どんなことしても

眠れない不安は

解消されない

あなたの

指で

俺の瞼を閉じてくれ

父より母よ ....
君の人生を色にたとえたら

何色

僕は何気なく聞いた

君は

オレンジ色って笑って言ったね

君らしい答えで

君らしい笑顔だったよ

バラ色ってほど

いいことば ....
俺は

あなたに何か言って欲しかった

あなたが旅立つ時そばにいたかった

俺が

息を切らせて

駅にたどり着いたとき

あなたは1本早い列車に乗った

月の美しい夜
 ....
僕は好きな池のほとりに

一人たたずむ

その昔

美しき姫が祈りを捧げた池

氷の花を咲かせ

冷たく微笑む

心痛めた者だけが

その冷たい微笑の奥に咲く

優しき ....
実をいえば

俺は

電話ってものが好きじゃないんだ

その俺が

真夜中に

水に浮くキャンドルの

揺れる炎をみて

無性に誰かと話したくなった

誰でもいいって訳 ....
絆ってものが

本当にあるのなら

目に見えればいいと

俺は思う

結ばれているのを

確認したいぜ

でも やっぱり

目に見えないほうがいいと

俺は思う

 ....
俺の翼が

ボキリと折れた

痛みがなくて

音で気付いた

もう

お前の所へは飛んでいけないぜ

俺の翼が

ダランと下がってる

痛みもなくて

自然に抜け落 ....
俺の部屋は

足の踏み場もないくらい

散らかってるけど

本当は何にもない

会話も無く

微笑みも無い

ここで過ごすようになってから

俺は

少しずつ

石 ....
白い花瓶が割れて

白い花が落ちた

僕ははっと驚いたよ

もう君はいないのに

君に何かあったのかと思ったよ

君は白が好きだった

花も白い花が好きだったね

初めての ....
僕は父親の顔を覚えていない
写真でしか知らない

母親もよく覚えていない
写真はないよ

不幸な家庭の不幸な子供

そう呼ばれていた

僕は色々なものを
失ったよ

夜空に刺 ....
あきらめたものは

余計にほしくなる

あきらめた人は

余計にあいたくなる

俺は

弱っつちいし

あきらめが早いから

いつも

あきらめたものが

あきらめ ....
白いテーブルクロスに

赤いしみをつけちまった

俺が愛飲する

300円の安ワイン

それを飲みながら

真夜中

無音の部屋

離れ小島みたいに

静かな中で

 ....
冬と春の間で

俺は眠る

早く行かなくてはならないのは

わかっている

ぼぉっとしてたらダメなのも

よくわかっているぜ



俺は何度目かの分岐点に

立たされ ....
一人の夜に慣れきってしまった
僕はこれでいい

いつもこう思っていた

仕事と家の往復で疲れきった
僕はこれでいい

そう思って夢も見ず
泥のように眠った

何かの予感で夜の窓を ....
あの日
僕の夜空は燃えた

僕は君を許せず
君も僕を許せず

裏切りと涙の
炎が燃え立った

僕は酒も飲むし煙草も吸うけれど

憎悪に近い炎を
一杯の酒で流せるはずはないよ
 ....
外はひどい雨だぜ

これじゃ

まだ蕾の花も散ってしまう

雨のせいで

それだけじゃなく

そういう宿命の花だったんだ

俺も

雨の音が神経に触る

気がどうかしそ ....
薄暗い部屋で

天井をみつめてた

色んなことを思った

答えがないことも

答えを知らないことも

俺はお前のことを

大事に思っている

なのに

何にも知らないな ....
春の嵐みたいな日

俺は出かける

黒い薄手のセーター

黒いジーンズ

黒い帽子

俺が

どうでもいいような所で

迷っている間に

季節は変ろうとしている

 ....
和泉 輪さんの貴水 水海さんおすすめリスト(70)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
☆111_タテゴトノネイロ- 貴水 水 ...自由詩204-4-16
☆110_モエツキズ…- 貴水 水 ...自由詩204-4-13
★64_デアイ- 貴水 水 ...自由詩504-4-12
☆107_ヨゾラニ、タバコヲ- 貴水 水 ...自由詩7*04-4-10
☆105_ハナビラニ、オモイヲ- 貴水 水 ...自由詩904-4-9
★62_ユキガウミニマウ、マチヘ- 貴水 水 ...自由詩304-4-8
★60_ケンソウノナカデ…- 貴水 水 ...自由詩4*04-4-8
☆104_ヒトギライ- 貴水 水 ...自由詩4*04-4-7
☆101_イイワケ- 貴水 水 ...自由詩3*04-4-6
★58_ボクノココロ- 貴水 水 ...自由詩4*04-4-4
☆89_シロイ…ヒガンバナ- 貴水 水 ...自由詩704-3-27
☆88_カイテンモクバ- 貴水 水 ...自由詩104-3-27
☆87_マヨナカニ…ヒトリ- 貴水 水 ...自由詩404-3-26
★51_オレンジイロノ…- 貴水 水 ...自由詩704-3-25
☆85_ワカレノトキ- 貴水 水 ...自由詩304-3-24
★49_ボクノスキナイケ- 貴水 水 ...自由詩504-3-23
☆82_デンワ- 貴水 水 ...自由詩704-3-22
☆80_キズナ- 貴水 水 ...自由詩4*04-3-19
☆79_オレタツバサ- 貴水 水 ...自由詩304-3-19
☆76_石ニナリタイ…- 貴水 水 ...自由詩504-3-18
★44_シロイハナ- 貴水 水 ...自由詩504-3-17
★43_ボクノモノガタリ- 貴水 水 ...自由詩304-3-15
☆75_キヌノイト- 貴水 水 ...自由詩204-3-13
☆74_ヤスワイン- 貴水 水 ...自由詩204-3-13
☆72_シズカニ…ネムレ- 貴水 水 ...自由詩304-3-12
★40_ハグレボシ…フタツ- 貴水 水 ...自由詩304-3-11
★39_ボクノヨゾラ- 貴水 水 ...自由詩9*04-3-10
☆70_シュクメイ- 貴水 水 ...自由詩104-3-8
☆68_コタエ- 貴水 水 ...自由詩1*04-3-6
☆67_ハルヲマツ…クロショウゾクデ- 貴水 水 ...自由詩304-3-5

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する