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ロクに舗装もされていない田舎道
透明な光線を遮って顔を上げる
グルグルと旋回している天上の鳶
彼らも疲れているのか高度は低かった
ガタガタの足腰を癒すように詠う
みちるやちるや ....
キャッチボールしよう
あめ色に拡がる陽炎の向こうから
胸に光る勾玉の下げ飾りをつけた少年が叫ぶ
他に人影は無い
揺らぐ時流
熱気流に渦巻く少年の瞳
キャッチボールしよう
....
和泉 輪さんの成澤 和樹さんおすすめリスト
(2)
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05-8-7
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