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赤茶けた街のほとりに
くぐもった電飾が舞い
砂めいた波の{ルビ間=ま}の{ルビ音=ね}に
荒れた手の女が遊ぶ
草臥れた解体現場
風の吹く
干物の匂い
上り行く老若の唄に
焼き魚 ....
地蔵菩薩の前に 立った
声がする
私のものでもあり 私のものでない
声がする
聞こえてくる声と
聞こえない声と
地蔵菩薩の前に 立った
私は
目の前に立つ人に 気づく
手 ....
和泉 輪さんのまつおさんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
洗われる街のほとりで
-
まつお
自由詩
7*
04-7-15
断片的な世界の中で
-
まつお
自由詩
3
04-7-12
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