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ふと遠いところへ行きたくなる
通過電車に手をのばせば届きそうで届かない
本気で身を乗り出すと本当に連れ去られてしまうから
「危険ですから、黄色い線の内側までお下がりください」
というアナウ ....
閉じたまぶたの裏側に
涙が透明なまくをつくるとき
あなたは
色褪せそうな今日を
濡らさぬように浮かべます
同じ空の下には
それぞれの時が流れていて
それはけして
噛み合うものではないけれど
どう ....
うたうたうあなたの口もとに
ほほつたう涙のあじは
悲しいだけではありませんでした
にぎりしめた砂の声を
聞いたことがあるだろうか
互いにこすれあいながら
小さくなってゆく声 ....
まず詩を読んでもらいたい。
花は自らの美しさを知らず
自らの美しさを語らず
ゆえに美しさは
美しいと思う心に常に宿る
たとえば僕が誰かに「美しいですね」と言った ....
少しだけ悲しいお話をしたあとに
あなたは
少しだけきれいになったようでした
まるでいいことばかりじゃない
そんな嘆きを語っていたわけではなくて
これから先のことをからめて
あなたは
....
噛み合うことのない歯車のように
孤独は在り続ける
カラカラと輪っかの中を駆けている
小さな身体を懸命に動かしても
輪っかは空回りするだけで
前に進むこともなく
ただ同じところを回り ....
眩しいわけでもないのに目をあけていられない
そこかしこに散らかった僕が目障りなんだ
未来はまったく見えないのに過去はあたりまえに僕を睨んで
今にぶらさがっている僕は次につかむ手がかりを探して ....
快晴さんのベンジャミンさんおすすめリスト
(7)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夜の地下鉄は海の匂いがする
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ベンジャ ...
自由詩
53*
05-8-31
おやすみを言いたくて
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ベンジャ ...
自由詩
3
05-4-10
そうやって泣けばいい
-
ベンジャ ...
自由詩
4
05-4-9
「美しさ」について__(自分のことをつらつらと書いてます)
-
ベンジャ ...
散文(批評 ...
4*
05-4-7
少しだけ悲しいお話をしたあとに
-
ベンジャ ...
自由詩
31*
05-4-3
ハムスター
-
ベンジャ ...
自由詩
3*
05-4-2
乱反射
-
ベンジャ ...
自由詩
5*
05-1-4
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