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口笛を吹く余裕はせめて
いつも残しておきましょう
両手の荷物が重くても
家路がどんなに遠くても
それは放課後のチャイムのように
君の心に響くでしょう
何も見 ....
寂しいと口にした時点で
もう旅ははじまっていた
終わりのないかなしみの
端っこまでずっと歩いてゆくような旅
そんな途方もない旅が
もうすでに始まってしまったんだ
....
切って砕いて
煮込んだら
あとはおいしく
頂きます
生ではとても
食べられない
あなたの冷たい
その言葉
投げつけられた
その言葉
君がどんどん
僕を切り取ってゆくので
ついに僕は
一粒だけになりました
海辺の砂のように
乾ききった一粒の僕
君は少し
ためらいながら
僕を道ばたに ....
簡単にすむのなら
言葉なんていらない
分け合えるのなら
心なんていらない
何もかもを取り去った世界を
君は美しいと言えるのかな
まるで
寂しい子供のように
優しい言葉を
待っています。
冷たいのはいやだから。
傷つくのはこわいから。
寂しい子供は寒空の下
どんな言葉が
欲しいでしょう。
一体僕は寒空の ....
痛みはたたんで隅に寄せ
汚れたこころは洗います
今日は晴れていますので
明日までには乾くでしょう
昨日も今日も洗濯日和
明日もずっと洗濯日和
必要なのは雨ではな ....