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空は
誰のものでもない美しさを携えているから
弾幕に汚れた視界の先に
ここには希望があるよ、と照らしてくれるけれど
僕の
指先が触れられる距離にあるのは銃口くらい
羽ばたく鳥を何度も握 ....
季節のざわめきは
ふきのとうの頭から軽く跳ねて
たんぽぽの綿帽子よりも、緩やかに
歌声に、散った
空
飛んで行く
、飛んで行け
遠く日本海側からの寒風に彩りを添えて
....
なぁ、注さん。ちょっと、話をしようか。
高木と志村は、浮世のしがらみというか・・・仕事で、ちょっと来れないんだよな。
加藤は、あいつ、渋滞に巻き込まれているんだ。
(中略)
注 ....
掃除がてら、倉庫の中を漁っていると
どかした箱が崩れて 戸棚に当たり
中から石鹸液の瓶が転がり落ちて
割れて
辺り一面に
昔の病院、独特の
何とも言えない、嫌な雰囲気が立ち込めた
....
ぬくもりは、いつも
土の匂い 木の匂いで出来ている
どれほど年老いても、銭湯の湯気の中
その存在感には
富士山も
霞んで消えて、行くばかり
角材を担ぎ上げる姿 のこぎりをひく横顔
....
まだ明け切らない静けさが、寝苦しかった空気を風に乗せる
この町の朝は早い、大きな篭を天秤状に担いだ女性が傍らを通り過ぎる
現地語の上手く話せない僕は、取繕った笑顔で「おはよう」と呟いた
彼女たち ....
椎名さんの※さんおすすめリスト
(6)
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日付
腐った魚の眼に映るのは、脚のないイタリア人のカウパー
-
※
自由詩
9*
04-6-6
復活祭のためのレクイエム
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※
自由詩
6
04-4-24
偲ばれる日々への想い_−追悼、いかりや長介−
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※
未詩・独白
11*
04-3-22
クレゾールは時計仕掛け
-
※
自由詩
4
04-3-21
背中
-
※
自由詩
4
04-3-10
生き方
-
※
自由詩
5
04-3-7
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