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苫小牧の少女が一篇の詩を書き上げる頃
渋谷の未成年たちは今日の居場所を探す
小さなハコで鮨詰めになって揺れながら
沖縄の夜の珊瑚礁を思う
糸井川の漁村の少年は
明日の朝の漁を邪魔 ....
体温を逃がさないように
君は丸くなって僕の隣りで
いつものように
まだ寝息を立てている
まるで小さな生き物が
昨日も生き抜きましたと
陽光に告げるように
寒い、寒い、いつもの朝
....
椎名さんのいとうさんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
遠い朝、泣かない夜
-
いとう
未詩・独白
21*
04-7-5
ジャングルの朝
-
いとう
自由詩
10*
04-3-28
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