すべてのおすすめ
弁慶が大口開けて鍋の中
曇天月隠す湯気あんこうの鍋
煮凝りやぷるんとする皿皮の裏
舌鼓おやじに高笑いでも無く福笑い

角の老舗の佇まい
ガラス戸を開けると顔を出す
ぬっと顔出す親父の顔は　.... 黒猫

サッシ窓の外の白い雨
買い主のベッドの上
端正な座り方をしたまま
黒猫は夜の雨を眺めている
飼い主が死んで一年
じっと外を見ている

黒い瞳に映っているのは
寒い線なのか
　.... 口語自由詩の世界を構築するために過去の詩人たちの苦悶格闘に関しては詩をよく勉強されているらしい人たちには言わずもがな　なので勉強不足の私からあえて論ずる必要もない と思います。

　ところで、ＴＳ　.... 　詩の批評らしき散文は、現代詩フォーラムは当然のこととして、あらゆる詩の投稿サイトでは当然のこととして、返信という形や独立の散文という形で投稿されております。
　詩の批評的なものはほんの一言の感想か　.... 夕暮れ

みんな家路に帰ろうと
一人ぐずぐず
オニのまま
悔しいままで
夕日を睨み

そのまま暮れて薄暗く
ぽつりぽつりと街灯が
道をぼんやり照らす頃
オニも泣き顔拭かぬまま
　.... 水のいのち−Soulを語って（宗教と関係ありませんから……と念のため）

この曲はもちろん作曲高田三郎、作詩高野喜久雄によるものです。１９６４年ＴＢＳの委嘱により作曲、初演は同年１１月１０日、山田　.... 作文書きます。

　自分の原風景は間違いなく 富ヶ谷の家の隣の空地だ。そこには子供の時のことが全部詰まっている。その空地に面して土手がある。土手と呼んでいるが、松壽町のお屋敷の敷地の一部で、入って　.... 梅雨明け前の海
太陽は精を出しているが
海から吹いている風は
涼しさを運ぶ

少し汗を拭ってはいるが
心地よい空気の中に
忘れていた夏を感じる。
子供の時以来の夏に
僕は捕まった　.... ５歳の僕は風の中にいた。
底の町から吹く風は暖かかったが、
上の町から吹く風は冷たかった。

底の町から吹く風を顔面に受け止めて
膨らんでゆくと
僕は虫になって舞い上がった。

谷の反　....
北村　守通さんの……とある蛙さんおすすめリスト（9）
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
あんこう鍋- ……とあ ...自由詩7*16-12-8
白い雨- ……とあ ...自由詩9*16-4-1
口語自由詩における写生についての問題提起- ……とあ ...散文(批評 ...6+*11-7-13
詩の批評と題する散文批判- ……とあ ...散文(批評 ...7+*11-5-6
土曜の夕暮れ- ……とあ ...自由詩11*09-9-26
「水のいのち」について- ……とあ ...散文(批評 ...6*09-8-27
空き地- ……とあ ...散文(批評 ...10*09-8-10
梅雨明け前- ……とあ ...自由詩5*09-7-10
そこの町- ……とあ ...自由詩13*09-6-24
Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する