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01
図書館にパンが落ちていたので男は拾って食べたのだが、それはパンではなくムカデの足だった。

02
図書館の大砂漠で遭難した司書は一週間後に救助され、その翌年には大統領になった ....
 
 
見渡すかぎり牧場でした
穴がありました
さりさりと音をたてて
ショベルカーが掘っていました
人が幾人か落ちていきました
むかし近くにあって駅みたいでした
僕と僕の大切な人は
 ....
 
子鬼が
ざくろの実を食べた

僕はひとり
校庭で体育座りをしている

世界が夕暮れていく

どこかでまた
朝焼けをつくりながら
 
セルフレームさんのたもつさんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
図書館物語- たもつ自由詩3109-6-26
牧場- たもつ自由詩1508-10-13
ペーパー・シープ(夕暮れ)- たもつ自由詩708-8-18

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