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心より白く そうなる為に
心より白く そうなる為に

例え 赤い血を落として 
泪に浮いても 汚れぬように

例え あなたの孤独に
消えていかぬように

棘のない道を歩いていく

 ....
              080731



7月

おそらくそれは
無理でしょう
声にして言ってみる
ひとりごとのような声が漂って
少し狼狽える
神奈川県横浜市青 ....
左目の水晶体に封じ込められた
淡い翡翠色の少年人魚は
ぴくりぴくりと蠢動しつつ
お前を挑発しつづけるだらう

覚えておいで
人魚は七回脱皮することを
そのたびに
空は蒼く痙攣するだらう ....
もがいている結果が
生きていくのと反対のことになり
白黒の写真にしか写らなくなる

道を狭めようとするなど
やはり愚かだ
何本も持とうとする者に
盗られたとなっても
しがみついて離さな ....
 
 
 
 
 
尖ったように見える
そのてっぺんに登ってみよう
と思います
 
くだらない場所と言われてる
そこへ自分の目で確かめたくて
登ってみようと思います
 
 ....
また今日も
定期的に
おしつけがましく
ありがたいことに夜がくるんです

あまり早い時間に
目を瞑ると
くるくる回ってしまいそうで

だから気持ちよく我慢して
今日も少 ....
明日で一学期が終わるので
仕事用のパソコンを持って帰る
念のため個人データはすべてロック
ああ、重い重い…肩が外れそうだ
エスカレータ登ったら
電車 行っちゃったよ く、くやしい
肩が痛い ....
あらゆるまがりかどの公園の
無人のブランコ
ばかみたいにゴミ箱の中身はちらかったまま
カラスが群れる

夜道切り分けて曇り空は進む
ガラス窓が割れて
流線型で情報が流れ込んでくる
ひき ....
両手いっぱいの憎しみで
ふくらませた青い風船
それを今 
ベランダからそっと飛ばす
それは思うように
遠くへと旅立ってはくれず
ただ あたりをふわふわと漂い始めた
部屋に戻り
静か ....
細かい雪が


と降る

夜更け


人の居なくなった渋谷駅で
仕事帰りの
主人を待っていると
同じく
主人を待ち続ける
あの有名な犬が話しかけてきた


世間話か ....
セルフレームさんの自由詩おすすめリスト(130)
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