すべてのおすすめ
かじりかけの春にあきて
手離すように
雪が吹雪いて

どこに
隠れて
泣いてるの

さすっては
旅立ってしまう

花びらのよう
自分を体よりも小さく感じ
軀を覆う肉が柔らかくなってゆくのを感じ
薄い皮膜が重さを感じさせずに
しかしたしかに外界とを遮断している
ような

唾を飲み込まず海に潜ると ....
ほの暗い駅
列車の中で一点を見つめている
あなたの眼差しを見送る

”お気をつけて”

その一言だけが伝えたかったのだけれど

ベルが鳴り止んで動き出したのは
列車ではなく
ホ ....
Terryさんの自由詩おすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
春へ- 砂木自由詩8*05-3-19
ある日のレクイエム- ポロリ自由詩1*04-2-25
発車ベル- たもつ自由詩3203-12-18

Home