すべてのおすすめ
流れる水辺にあって、冬の光が
点っている。てらてらとここは
静か。見えないものに、触れた
ことのない。めくらの。薄く紅
挿す頬のあどけない。水掻きの
広く、長い指の掬えない。指間
指間から ....
ふたしかな水を生きて
行方のどこにも底がない
くうかんを蹴りあげて
足音を確かめる
ひかりは、
柔らかくかげを踏んで
どこか遠い国になった。
水
どこまでも水。
ぼく ....
はねを生やして飛び立とうとするのは
なにも言葉だけじゃない
重すぎる心臓を
あかく吐き出しながら
お前のことを絵にするのは
いいかげんにしなくちゃね
お前はそう、
ひっそりとやさしいに近 ....
もう、
どこからどこまでが地図だったかなんて
関係なくなって
美しいことをいうよ
きみはきみで
ごらん、
すれ違う人々の両手には、何か
約束のようなものがぶら下がっているね
....
norifさんの石田 圭太さんおすすめリスト
(4)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
雨音光、少女の運ぶ
-
石田 圭 ...
自由詩
29
08-11-21
生き抜くために死んでいる/きんいろの森/きんいろの波
-
石田 圭 ...
自由詩
35
08-10-14
光速の美夏
-
石田 圭 ...
自由詩
23
08-10-5
透明船
-
石田 圭 ...
自由詩
29
08-3-4
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する