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「ああ私達もう終わりね」
そう移ろう木々が囁いていた
人生の挽歌を唄いながら
僕らの終焉を見送る様に
木枯らしのもたらす冷たさが
君の手を凍えさせているのに
もう僕は君の手を握る術を知 ....
薫風馨る五月の窓に
ぬかるむ畦道を辿る貴方の後姿を見ていました
長い髪を靡かせて振り返ったあなたの口は
手話の解説のようにはっきりと動くのに
何回も繰り返しても聞き取れないのでした
....
norifさんのaidanicoさんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
色彩
-
aidanico
自由詩
4
08-10-16
窓
-
aidanico
自由詩
6
08-4-10
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