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詩を書くことが、それぞれの書き手にとってどんな意味を持つのか。それは個人によって様々であるだろうが、おそらく書くことが自らにとっての救いになりうると感じている書き手が多く存在するものと思われる。書く ....
るいるいと
つみかさなり
荒涼をうめつくす石
これは誰かの
さいぼうであるか
それらの石が記憶の
かけらであるとしたら
この場所に吹く風も
意味を孕むであろうが
ただ過去を予 ....
病人は目を醒まし
言葉にならない声でさけんでいる
葬儀屋が切り取った脚を
箱に入れて去っていく
皮膚は黒かったが
骨は白いままだろうか
もっと遠い窓の向こうでは
咲いたばかりの花が
離 ....
きょうもまた
むごたらしくも
花が咲き
そして散り
音もなく
忘却はととのえられ
かるくなって
飛んでいき
あしもとのごみは
せわしなく
掃き集められ
きよめられて
そうしてく ....
自分の友人のことについて語るのは難しい。そこにはどうしても遠慮や照れくささといったものが介在しがちであるし、ましてや彼は僕がやっている「反射熱」という詩誌の同人でもあるので、下手すると仲間褒めといっ ....
したたる、
水のひびきのなかに、私の声があ
ります。暗いこころのままで死ん
で幽霊となった私のとうめいな喉。
ぬれながら、だえきもでないほど
にかわいてし ....
{引用=――荒川洋治・稲川方人・平出隆を中心に}
日本の現代詩の歴史を顧みると、いくつかのターニングポイントとも言える節目があることに気づかされる。もっとも大きな節目は第二次大戦後の一九五 ....
norifさんの岡部淳太郎さんおすすめリスト
(7)
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
心の難解さへと向かう試み
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岡部淳太 ...
散文(批評 ...
14+
08-12-21
累石
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岡部淳太 ...
自由詩
11
08-5-2
四月
-
岡部淳太 ...
自由詩
11
08-4-23
飛散
-
岡部淳太 ...
自由詩
8
08-3-26
服部剛_その詩と人
-
岡部淳太 ...
散文(批評 ...
9
07-12-1
したたる、
-
岡部淳太 ...
自由詩
23*
07-6-12
■批評祭参加作品■七〇年代詩の均質性
-
岡部淳太 ...
散文(批評 ...
8*
07-1-8
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