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背中に羽がついていますよ

あなた見えないのですね

忙しすぎて 首が回らないみたい


熱心に遠眼鏡を 見てらっしゃるのね

天使が見える?

それは地球を一周して あなた自身 ....
{引用=先生、いかがお過ごしでしょうか。
こうして便りを書くのも久しぶりですね。
思えば立ち止まって振り返る度に、
僕はこうして先生へ手紙を書いている気がします。}


あの頃、先生がいな ....
それは黄昏れ時の一室                 夕、だった
蛇と蛇は見留め合い                  からまった
それは黄昏れ時の一室                 ふたり の ....
今日の夕食は、牛のステーキだった
レアにしろ、ミディアムにしろ
それはもう食べ物にしか見えなかった
それはほんの少し、葡萄畑の匂いがした
僕達は一瞬だけ、目一杯の緑
風を感じてしまったのだ
 ....
同じベンチで話していたはずなのに
いつしか君は二階の窓辺に立つようになった
僕は君に逢いに窓の下へと通うようになり
見上げるかたちで君と話すようになった

やがて君は窓辺に立つこともなくなり ....
人知れず錆びていく駅の鉄の柱達
開線当初の嬉々とした輝きは
今や夕暮れに溶け込んであまりにも静か

僕らを囲むすべてが知られることのない歴史を持ち寄って
今日を構築してる
遡ればほとんどの ....
夕刻地平線 紙の切り傷

鼓動にあふれた静寂がふたつ

痛みをともなうのは
前世からの記憶のひとひら

秘めた焦燥は赤色に駆られて 涙をおとす

はりつく体温と
しお、鉄の味

 ....
始まりに全てが生き絶えることで

ようやく中身に潤いが満ちてくる

雪が蒲公英(たんぽぽ)の種子のように

大地一面に真白に根づく


かつてのたぎりを冷まして

それらが大 ....
kauzakさんの瑠王さんおすすめリスト(8)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
shall_have_wings.- 瑠王自由詩6*10-4-20
こころについての手紙- 瑠王散文(批評 ...4+*10-4-8
金色のドアノブ、誰かがワルツを- 瑠王自由詩14*10-4-1
食卓で泣いた日- 瑠王自由詩12*10-3-2
そのベンチに置かれた一対の革靴について- 瑠王自由詩8*10-2-11
骨達- 瑠王自由詩8*09-12-24
夕刻地平線_紙の切り傷- 瑠王自由詩5*09-7-2
冬春夏秋- 瑠王自由詩3*09-2-24

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