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サイトーさんの常備薬のひとつに釣り針があって
咳の止まらない日にはそれを喉に引っ掛けてミチさんを釣り上げる
ミチさんは体長数ミリの小人で
だいたい寝ている間に鼻から入ってくる
ミチさんが何 ....
汗ばむほどの陽光の
照り返しに遮られて
わたしはまた
前が見えない
夜のうちに拾った
指たちをつなげても
それは手にならないのだ
誰かの声の届く範囲に
いるはずなのだが
それ ....
薄暗い街灯を避けるように
Davidが
深夜の公園で立っている
ように見える
満面の笑みを浮かべて
いや
満面の笑みを浮かべている
ように見えて
Davidは ....
他人のことは知らない。
自分自身について。
今は41歳だ。もうすぐ42歳になる。
13歳の頃から詩を書いている。
途中、8年くらいのブランクがある。
21から28歳くらいまで ....
タイトルに「あなた」なんて使って気恥ずかしいのですが、
なんかそういう気分なので(笑)。
さて。
蘭の会(http://www.orchidclub.net/)の「ふみばこ」というコーナーに ....
kauzakさんのいとうさんおすすめリスト
(5)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
許せない春
-
いとう
自由詩
7*
10-3-25
波紋のように広がっていく
-
いとう
自由詩
9*
09-5-16
Davidは我々を理解できない
-
いとう
自由詩
5*
09-1-6
何を書くか。どう書くか。そしてその先で、何を書くか。
-
いとう
散文(批評 ...
27
08-9-29
詩という“表現”を選んだあなたへ
-
いとう
散文(批評 ...
59+*
08-3-17
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