c かっ
こ」

あれ、かっっ、

スペース、うまくできないや、へへへ。

橙色の光は坂を照らしている。
僕は走っている。
新聞を配っているんだ。
 ....
海面がてらてらと光る
冷たい色をたたえ
満月のすがたをうつす

車輪が砂を食べていく
一回転で七百十粒
車輪が砂をしいていく
後ろでもまた一回転
千四百二十粒

誰もいない
誰も ....
水族館で
深海コーナー
ダイオウグソクムシ水槽の前で
しゃがみこんで
ひらひら

なんとまぁ
水族館のスタッフは
餌付けに成功したらしく
(それまで何食べてたんだ?)
最近では
 ....
男の子になりたい
グライダーのように、自転車で曇り空を切り裂いて
薄汚れた白いショルダーバッグすら輝いてみえるような

そんな幻、想う、幻想。

踊り場の匂いは冷たくて、コーヒーの匂い ....
郵便屋さんの原付バイクが
通り過ぎるか過ぎないかで
外に出るかどうか決めるような私です

一丁目の角を曲がると犬がいて
それがギャンギャン吠えるものだから
いまどのへんにいるのかわかります ....
わかるもんか

だいべんを」・・
たれながす。。。。・・・
たいようの」、、
くるしさと。。。。。。。
においに:::
まみれて
おむつを
かえる。。。
くやしさが」・・

わ ....
あまりに心地よい
春の日差し
もったいない

穏やかな空気をフリージングバッグにつめた
冷凍室にいれた
翌日
雨が降った
肌寒かった

冷凍室をのぞいてみた
くしゃくしゃにな ....
時々
無性に
ラーメンが食べたくなる

蛍光灯を映して
きらきら光る油

立ち昇る湯気

スープを引き連れて
手繰り寄せられる麺

あぁ
ラーメンが食べたい
前に進みたいから
キミを諦める

そうやって愛を捨ててしまった

捨てたゴミ箱には
厳重にフタをして
ゴミ捨て日になるのを
じっと、じーっと
待つのです

時折厳重にフタしたはず ....
息子を公園に連れていって
一緒に滑り台で遊びながら
あんな時もあったな
なんて思う日がくるんだと思う

仕事が忙しくて
一緒に遊んであげられなくて
お父さんきらい、なんて
言われた時も ....
おめのマナグ

わだばおめのマナグどご
なも言えねまま見でだ

へば
右さ左さおぎぐ揺れだっけ!
そのマナグ!

わだばおめどご好ぎだ

だどもよ
仕事で東京さ出らねばならね
 ....
間遠に灯るガス燈の火を
ひとつひとつ落としながら
どこまでも
迷い道をたどってきました

鳩色の街に
静かに降り積もる粉雪
きしきしと
水晶が発振する音が聞こえます

いつの日にか ....
色鉛筆や
油絵の具はあとでごまかしが利くんだよね
水彩は
厄介なんだよ
透明感があって
きれいだけど
良い紙を使えばいいのかな
今は
何にでも虎の巻があるからね
罪悪感の欠片もない
 ....
手を繋いでいた記憶なんて、
思い出せないほど遠い昔の出来事だと
5個になったピアスホールの
完成しないぐじぐじを指ですくいとって
湿った指先をそっとあの頃に突き刺しておもう

掌の隙間は、 ....
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