すべてのおすすめ
今日、先年の水害で何もかもが水浸しとなった地区に行ってきた。路肩に植えらていた筈のマリーゴールドは尽く引き抜かれ、その代わりに黒い農業用マルチがのっぺりと施されていた。
ちょうど一年 ....
Uさんのお宅へは何年も通った。Uさんは地元の新聞の俳壇に俳句を投稿していて、何年か前に期間賞の次席に輝いたことが自慢だった。その時のぼくは百人近くいる職員の中で唯一の男性ホームヘルパーだったこともあり ....
それでもなお時計は刻まれる。打ち続く闇にとざされてもなお。
たくさんの詩を読むと目を見張る表現やその人なりの感性や生き様や哲学や苦しみをそこから少しだけ分けてもらえる気がする。ぼくはいつも感心し ....
詩の世界は閉鎖的である、とよく言われる。何だか意味の分からない作品を身内で褒め合って、結局現実社会に及ぼす影響力など皆無であるかのように言われる。そして、だからこそ詩の人口は増えないし、詩を身近なも ....
和洋折衷、さらにはカジュアルな個々の色彩が一つの流れとなって目的地である広場へと延々続く。両岸にはイカ焼きやタコ焼き、りんご飴やチョコバナナ、お面にくじ引き金魚すくいなど、食欲と郷愁を誘う魅惑の露天 ....
馬鹿を晒すようで実にこころ苦しい話しなのだが、先日アウトレットモールのスポーツショップで四千数百円のジャケットを買ってきた。二割引き白地と胸のワッペンが気に入ったからである。で、さっそく家に帰って ....
夏がきましたよ。蝉!(叫ぶむすめ)。
都立高校の窓から吹奏楽の演奏が落ちてくる。七月盆が終わって、売れ残った竜胆と蓮の葉。
水をはじいて光を跳ね返すような色の濃い夏の花たち。一年半とすこし働い ....
「トンデモ科学」と言われる向きもあるかもしれませんが、おもしろい理論と思ったので、載せます。
最近ネット上でおもしろいと思った記事は、「重力は引っぱる力ではなく、押す力」というものです。これはどうい ....
文学極道をめぐる今ひとつの大きな疑問は、文極は今後も戦い続けるべきなのか?ということだと思います。文学極道発生当時のとりあえずの目標は、良質な詩や散文作品をネットから発信して、紙媒体の詩壇の「権威」を ....
ロックは重要なテーマなのかもしれないと、先日の只野氏の意見によって私は気づかされている。ところで、ロックは本来一体何を歌っている音楽なのだろう。そしてそれを取り入れることは我々日本人にとって可能な ....
ある設問を提起され、それに対して否定的な意見というものを見ると反論したくなってしまうのが人の性というもので、もちろん考え方や思想哲学やそれに準じた答えや解というものは人それぞれではあるのだけれども、 ....
日本語によってロックを演奏することは不可能であると長い間言われ続けてきたように、日本人による芸術表現の可能性などまずあり得ないということが想起されるのはなぜだろう。そもそも、この国には宗教も哲学と ....
**はじめに**
女川に行ったのは今年の2月頭。
別に知り合いがいるわけでもなく、女川に行くのが目的というよりは石巻線に乗ること自体が
目的の旅だったので、大して女川に興味があるわけでもなく、日 ....
カテゴリー: 自然エネルギー
太陽光
現行のパネルは何故レンズ状ではいけないのか。集光性を高める事での過熱発火をクリアできれば、面積の非効率をカバーできる。
又、晴天率の高い宮崎県、中東および ....
単純な足し算もできないのか、と言われることは多い。まぁすくなくとも
小学生のころからずっと算数は苦手だったし、ある程度克服したなと思える
現在であれ十数たす十数の計算を即決で間違えない人間に比較す ....
まず、冒頭で今回の東北関東大地震で被災した方々に心よりお見舞い申し上げます。
現代詩フォーラムはメンバー数が大変大きいので、メンバーの方でこの地域にお住まいの
方がいらっしゃるのではと考え、今、色 ....
○登場人物の紹介
竹田雷電(たけだ・らいでん) ………… チンピラ。火曜日に落雷の超能力が使える。
月谷守(つきたに・まもる) ………… 職業不詳。現在世界放浪中。月曜日の夜 ....
{引用=
今、なんとなく、デル・シャノンがハンク・ウィリアムスを歌ったレコードを聴いている。
だからタイトルは曲名のもじりだ。
意味は特にない。
でも気分は、怖いほどに共通している… ....
現代詩フォーラムトップ10批判について、
などとご大層なタイトルをつけたが、内容はたいしたことはないから、
時間のない人は読まない方がいいと思う。
ちょっと前に現代詩フォーラムにおいて、トッ ....
例えばmixiで、マイミクの多い人が「私はこれについてこう思うー」とか日記で書いたとして、それに対して肯定的なコメントや、賛同の声とかがたくさんついたとする。でその日記に対して、そんなにマイミク数の多 ....
「お兄ちゃんなに書いてんの?」
「小説」
凛が俺の肩に体重をかけてパソコンを覗き込む。凛は小学6年生の高野山生まれの少年だ。
「これ、どういう意味?」
青春を肌に感じ ....
恋愛話ではない。友情の話でもない。彼女の正体は不明のままだ。彼女が今どこで何をしているのか、知っている人がいれば教えてほしい。俺にとって、とても大事な人だから。
一
気まぐれに、 ....
夏の魔法が解けかかった八月最後の夕暮れ。無邪気な子供たちの声が、セミの合唱とともに田園に響いていた。
水着姿の少年と少女は、素肌を黄金色に照らし、田んぼと森に囲まれた疎水で水遊びをしている。ま ....
某東京都の条例に関して、簡単な覚書を。
細密な批評ではないです。
○
まず思うのは、石原に「エロいのは不謹慎」なんて言われたくないわな、ってこと。
じゃぁご自身の小説はどうなんだろう、 ....
一
大学の食堂でいつものように一人でヘルシーな食事を終えて食器を片づけたあと、生協へ冷やかしに行くと一人の学生から声をかけられた。
「秋山さん、あの、ちょっといいですか」
声をかけて ....
○
わたしはひそかにその人をガーベラさんと名づけている。
月曜日の昼、大体同じ時間にやってきて、大体同じ内容の花束を頼んでいく。ガーベラと赤みの差す花を葉蘭で包む花束を。
だからガーベラ ....
架空の国の話をする。
その国(仮にA国とする)はもとより存在しないことはおろか、むしろ僕の頭の中で自由に形を変える。例えばあるときは広大な海原にぽつんと浮かぶ島国であったりする。僕はアイリッ ....
夏休み前。暑いけれど、耐えられないほどではない。蝉の声が開いている窓からけたたましく入り込んでくる。風は十五分に一度くらいカーテンを揺らして。くれれば良いほう。
昼食は終わったから後ろの直樹は教科書 ....
宗教のための宗教(3)
この主題にて,3稿目となる。宗教は何のためになるか、ということで書いているのであるが。先日来イスラエルという国名について、考察してみた。この名の文字どおりの意味は「神と ....
詩と詩論(3)
また詩について書こうと思う。昨日妻と妻の友人の女性と3人で会食をした。料理に舌鼓を打った後、我が家に立ち寄ってもらってお茶を飲んでもらった。その時の会話にふと私は落胆を覚えた。 ....
竜門勇気さんの散文(批評随筆小説等)おすすめリスト
(30)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
洪水のあとに
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道草次郎
散文(批評 ...
10*
20-9-17
残熱
-
道草次郎
散文(批評 ...
2*
20-9-3
破綻の只中で
-
道草次郎
散文(批評 ...
2*
20-9-3
詩の現実主義
-
葉leaf
散文(批評 ...
3+
20-8-31
千億の花火
-
済谷川蛍
散文(批評 ...
2
20-8-27
消費者たち
-
アラガイ ...
散文(批評 ...
6*
19-12-12
バタをごってり、うす切りトマト
-
はるな
散文(批評 ...
6
19-7-25
重力に関する妄想
-
マサヒロ ...
散文(批評 ...
3
19-5-7
文学極道と国境
-
天才詩人
散文(批評 ...
3*
16-9-17
日本人に、ロックはできるかVol2
-
番田
散文(批評 ...
1
11-9-6
RE_日本人にロックはできるか_サセクション
-
只野亜峰
散文(批評 ...
3*
11-9-5
日本人に、ロックはできるか
-
番田
散文(批評 ...
1+
11-9-4
女川旅行記2011.2.2
-
構造
散文(批評 ...
3
11-6-5
原子力の代替エネルギーを用意する
-
salco
散文(批評 ...
2*
11-5-25
線路を歩く
-
構造
散文(批評 ...
15
11-3-27
宇宙論とポエジー
-
ばんざわ ...
散文(批評 ...
4+*
11-3-21
温泉街
-
捨て彦
散文(批評 ...
2
10-9-4
渋谷HMV閉店に寄せて〜ロングゴーン&ロンサムブルー
-
真島正人
散文(批評 ...
6*
10-8-23
現代詩フォーラムトップ10批判について
-
非在の虹
散文(批評 ...
1+*
10-8-20
無言の読者が口を挟みます
-
KETIPA
散文(批評 ...
4+*
10-8-3
彼らの時代
-
済谷川蛍
散文(批評 ...
3
10-4-22
ガールフレンド
-
済谷川蛍
散文(批評 ...
2
10-4-21
イリュージョン
-
済谷川蛍
散文(批評 ...
1
10-4-21
非実在青少年なんたら
-
真島正人
散文(批評 ...
20+*
10-3-17
秘密荘厳大学文学部
-
済谷川蛍
散文(批評 ...
3+
10-1-29
ガーベラさん
-
瀬崎 虎 ...
散文(批評 ...
7
09-12-18
架空の国と、マクドナルドでゆっくりと立ち上るタバコの煙
-
robart
散文(批評 ...
2
09-12-1
午後からの哲学者
-
捨て彦
散文(批評 ...
4*
09-10-7
宗教のための宗教とは(3)
-
生田 稔
散文(批評 ...
2
09-9-9
詩と詩論(3)
-
生田 稔
散文(批評 ...
3
09-8-20