僕が知りたいのは
CMの後に出される答じゃなくて
消費されていく新曲じゃなくて
僕が知りたいのは 僕が知りたいのは
作りかけてやめた
誰に送る宛てのなかった
....
それは春だったから
わたしは
疑うことを
知らずに
透明な水に
ゆるり、と入って
冷たい水のなか
人魚を探した
水中から
見上げる空は
鱗粉がきらきら光って
わた ....
誰かを信じるには短すぎるくらいの残された時を
新しい季節へ見送る わたしを 新しい季節を迎える あなたは
ありがとう を足りないくらいに
いいえ それは わたしの感じているだけ ....
いつもより少し
上を向いて歩いたらば
いつもなら見えない
遠くの空が見えた
いつもより少し
胸をそらして歩いたらば
いつもは気が付かない
人の笑顔に気が付いた
いつもの道
い ....
見上げる空
この空の本当の色なんて知らない
・・・こんなに高かったっけ?
・・・いつから手が届かなくなった?
いつから・・・君はイナクナッタ?
昔は自由に飛べたのに・ ....
あの時見た花火のように
一瞬で上って
一瞬で散った
でもその一瞬が
まだ僕の心に焼きついている
微かに残る花の香りと燃えカスを
胸の奥の押し込んで空を見た
終わったという ....
オートバイは嫌い
あなたを
どこかに
連れて行っちゃうから
最速のスピードで
あなたを連れ出す
お願い
事故らないでね
2人乗りも
楽しいけど
オートバイは嫌い
あなたの関心を
引きつける ....
日向で
猫が
まんまるくなって
昼寝をする
午前10時
おだやかに
すぎゆく時間
のびやかに
すぎゆく時間
平和が
ここにあった
春には夏を
夏には秋を
秋には冬を
冬には春を
人の小さな思いが降り積もり
世界を塗りかえて行く
明日にはきっと
幸せが降り積もり
真白に染まる朝の光浴びて
穢れ無き優しさを持った貴女は微笑む
別れの朝に白妙という言葉を贈ろう
貴女はいつも優しいから
桜咲け
真白に染まる白日の中で
辛いときに手を差し伸べる貴女 ....
2月29日って
記念に書いてみる
4年後のわたしたち
どうなってるんだろう
日本は
世界は
どう変貌しているのだろう
そんなこと
考えながら
....
どこでもない場所へ
行くの
持っていかれて
この世は
きれいだわ
白亜の神殿が
炎に包まれて
沈む
武器をちょうだい?
三つに分かれて
沈んで行くわ
わた ....
風が穏やかだ
と書いたら
風がビューっと
ひと吹きした
ごめんなさい
賑やかな街
漲ってゆく街を
歩く
レンガの
四角が
どこまでも続いて
見えない
足跡が
たぶん
いっぱい
俯いて
歩く
漲ってゆく街
一瞬の静寂
あきらめて
いちばんこわいものはなに?
きらわれて
いちばんみえるものはなに?
かえらなくて
いちばんなくすものはなに?
よっちゃって
いちばんおいしいものは ....
雪
冷たい心に降る涙
ひらり ひらり
世界へ
すべてを白く美しく
わたしが誰かに優しくしてあげると
そのひとがまた誰かに優しくしてあげて
またその誰かがまたちがう誰かに優しくしてあげて
まわりまわってしらない間に
わたしが全然しらない誰か ....
飛んでいる鳥を
「優雅だ」
なんて、いうな。
きこえたのは、レクイエム。
北か、南か、東か、西か。
はこばれてきた、レクイエム。
名もない鳥、風にとばされ、死んでっ ....
誕生日がきた
子供のころ
思い描いてた大人とはちょっと違うけど
大人になって
自由を手にした
知らないこと
知らないって今なら言える
かっこつけな ....
あなたがくれたプレゼント
あたしに全然似合わないじゃない
あたしの感じと全然違うじゃない
全くの見当はずれ
欲しくないものランキングの上位にいきそうだよ
でも
....
自分が
もとめているのは
言葉ではなく
理屈ではなく
その人にしかない
実際に動いている人の
あたたかな
ぬくもり
あたたかな
愛情と心
言葉は
人との
かかわりから
....
息子を公園に連れていって
一緒に滑り台で遊びながら
あんな時もあったな
なんて思う日がくるんだと思う
仕事が忙しくて
一緒に遊んであげられなくて
お父さんきらい、なんて
言われた時も ....
西大路さんと東大路さんにも同じチョコ贈りました。
三個のうち一つは激辛ハバネロ入りのチョコレートです。
放課後、「誰が食べたでSHOW?!」を開催します。
女子みんなで誰が食べたか当てて盛り ....
バターを塗ってちょうだい
きょうもぼく
朝からハチミツレストランで働く
レストランの朝って
きみが思うよりずっと早いんだよ
だってまずは蜂の巣狩りするんだもの
それがぼくの担当
まだ ....
美しく咲き乱れ
悲しくも咲き誇れ
最期の口付けそのままに
指で追うあなたへの軌跡
頬を滴り落ちる後悔と共に
....
歩いて来た路
振り向けば
沢山の足跡があった
皆が同じ路を
歩いてきている
この先も沢山の足跡
その上を僕も歩くのだろう
別に僕じゃなくても
良いんだと知った
僕でなけれ ....
{引用=
コンビニエンスストア
レジにバイトのオバちゃん
ビターの板チョコ1枚だけ買おうとする若い男
店内、他に お客はいない
}
レジ:おにいちゃん、なんでチョコレート買うねんなぁ
....
悲しいまま、今夜は眠ろう
痛みが心を離れない
なぞる度
傷が広がるのがわかる
悲しいまま、今夜は眠ろう
知らないふりをして
忘れよう
はじめからなかったと
悲し ....
真っ白な雪を
ずっと見ている
雪は
わたしの中にも
降り積もり
あのひとへの想いも鎮めてくれそうで
だから
雪の日は
カーテンを閉めるのが
惜しくて
きれいって何だろう
難だろうねと 言って
わらったきみの笑顔が
きれいでした。
また 冬が どこかへ行ってしまう
そんな香りがしました。
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