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ふたりで
ずいぶん夏を歩いてきたね
波打ち際を振り返ってみると
たくさんの足跡が打ち上げられていて
見えないところまで続いている
きっと想い出になる時がきたら
一斉に海に帰ってゆくんだ ....
子供の頃と違う理由で
おはじきを呑み込む
でも重くなるばかりで
透明を手に入れることができない
たとえ半透明ぐらいまでになって
軽くなってふわりと飛んでゆけても
シャボン玉よりもずっと ....
同じような空でも
どこか少し違うから
そう言って
その日の雲の形を惜しむように
写真を撮る、君
同じ空を見上げ
何が面白いんだろう
そう思いながらも
念のために持ってきた傘なんか
....
純粋ではない動機
から始まって
純粋な気持ちが
後からやっと追いついた
そんな愛のカタチは
すでに複雑に捩じれ
その崩壊を
待つだけになっていて
暗闇に少しずつ
オレンジを敷き詰 ....
青信号の点滅
ギリギリで間に合わない
そんなことは
わかっていた
でも、
君と一緒なら構わない
そう思った
絶望的な結末
それでも今は構わない
君と一緒なら、たとえ
赤信号 ....
calehaさんの皆月 零胤さんおすすめリスト
(5)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
足跡
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皆月 零 ...
自由詩
9*
08-9-17
鳥籠の水
-
皆月 零 ...
自由詩
8*
08-9-14
シャッターを切る音
-
皆月 零 ...
自由詩
9*
08-9-12
暗闇に敷き詰めたオレンジ
-
皆月 零 ...
自由詩
6*
08-9-9
砂漠の砂に注ぐ水
-
皆月 零 ...
自由詩
7*
08-9-7
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