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人がいないと
グラウンドは淋しそうだ
ただ広さを主張するばかりで
しかしその声は誰にも届かない


私が足を踏み入れると
グラウンドの広さが私を取り囲む
全てが遠ざかっていくので
私 ....
私の前に渇いた冬が横たわり
私は枯れた花に叱られていた
道には鳥が落とした羽根があり
私はそれを拾って空へ投げる


冬空は何か物悲しいと言い
私は何が物悲しいかと訊く
ただ確信をもっ ....
純太さんの和泉 輪さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
グラウンド- 和泉 輪自由詩1204-1-30
冬空と羽根- 和泉 輪自由詩804-1-20

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